久茂地7号(甲辰橋)橋梁整備工事より進捗について
皆さま、こんにちは。
土木部の玉城です。
今回のブログは「久茂地7号(甲辰橋)橋梁整備工事の進捗状況」をご紹介致します。
甲辰橋では、護岸背面部の仮設土留・締切工を行うために磁気探査を実施しました。
そこで異常点が見つかり確認探査を行っております。
施工箇所にあたり、背面部には場所打ち杭(有筋)、正面部には1959年に作られた既設橋台(有筋)があり、通常の磁気探査では位置を特定できず、特殊探査(3軸型方位磁気センサー)を実施し位置を特定しました。
探査状況となります。
現在は「非鉄ケーシング式土留め工法」により立坑構築工の施工を行っております。異常点は4箇所あり掘削深度が現地盤より-7.2mと深いです。
1本目 先端ステンレスケーシングの建込状況
通常はスチール製のケーシングを使用しますがスチールは磁気反応が起きるため、ステンレスケーシングを使用しております。ステンレスは異常点に反応しないため先端の2mのみ使用しております。
クラムシェルにて掘削を行っております。
こちらはケーシング内になります。既設重力式擁壁に干渉し現在取壊しを行っております。
現場は那覇の中心地にあり、交通車両や人通りも多いため、気を緩めず「安全一番・作業は二番」をスローガンに来年度へと繋げていきます。
東恩納組では随時土木の技術者を募集しておりますので気になる方はぜひご応募お待ちしております。
以上、土木部の玉城でした。