今年の夏季休暇 – 株式会社東恩納組

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2025年10月23日建築部

今年の夏季休暇

こんにちは。総務部高江洲です。

東恩納組は、福利厚生の一環として、社員に夏季休暇を毎年3日付与しています。

今回は、その夏季休暇と土日祝を利用して5泊6日でタイ旅行に行ってきました。

そこで歴史的建造物を見てきましたので、撮影した写真を含めて、それを紹介していきたいと思います。

 

ワットプラシーサンペット

アユタヤの中心部にある王宮跡の南方に位置する仏教施設で世界遺産に登録されています。

この寺院のシンボルは東西に並ぶ巨大な3基の仏塔で、それぞれの仏塔にトライローカナート王(1448~1488年)

とその王子らの遺骨が納められていたといわれています。壮大さは見ていて感動させられました。

また、アユタヤにある遺跡はどこも破壊されているものが多く、ワットプラシーサンペットも同様でした。

アユタヤ王朝は1765年にビルマ軍(現ミャンマー)の進攻により戦争となり、

この戦争に敗れたアユタヤ王朝は約400年の歴史に幕を降ろします。

勝利したビルマ軍はアユタヤ王朝の仏像や仏塔を次々と破壊、ここもビルマ軍に破壊されました。

また、上のように当時の仏頭には貴重な金箔が貼られていたこともあり、

戦利品としてビルマ軍に持ち去られてしまったのだとか。このような頭の無い仏像がたくさんありました。

 

ワットプラマハータート

タイ・アユタヤ最古の寺院の1つです。14世紀ごろ建てられたといわれている歴史のある遺跡です。

特に上図のような木の根で覆われた仏頭が有名でこの仏頭は、戦争時に、ある仏像の頭の部分だけが木の根元に落ちて、今の状態となっている説が有力のようです。

 

ワットロカヤスターラーム

広大な草原に悠々と寝そべる高さ5m、全長28mの巨大寝釈迦仏です。

1956年に復元されたもので、80歳で入滅した仏陀を表しています。

まるで静かに笑みを浮かべているかのような何とも言えない優しげな顔は、日本にない表情の仏像でした。

 

日本の寺院とはまた違った雰囲気を味わうことができました。

同じ仏教を重んじている国ですが、日本は大乗仏教、タイは上座部仏教で同じ仏教でも違いがあり、

そこの違いだったりするのかなと思ったりしながら見ていくことができ、楽しい観光でした。

私は内勤ですが、東恩納組でも、歴史や記憶に残る建築物を多く建てていければなと思います。

今回は、夏季休暇を利用して海外旅行に行ってみました。早いですが来年の夏季休暇も楽しみです(笑)

以上、総務部、高江洲でした。

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