(仮称)新中部共同病院新築工事 – 株式会社東恩納組

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2019年9月26日建築部

(仮称)新中部共同病院新築工事

皆さんこんにちは! 今年4月より入社いたしました建築部 玉城です。

以前は全く別の業界に務めていましたので毎日が勉強な日々を過ごしております。

今回は初めてのブログということで一番初めに調べたテールアルメ工法について書いていきます

 

まず、テールアルメとはなにか?ということになりますが Terre Armee と書いてTerre(Eaeth=土) Armee(Reinforce 補強する) つまり「土を補強して強度を出しましょう」という意味を表しています

テールアルメ工法とは下画像のような垂直や垂直に近い壁面を作る際に用いられる補強土壁工法の一種です

では、実際にどのようなものなのかを説明していきます

とは言いましても原理としては簡単なもので、ただ砂を積み重ねて砂山を作るよりも途中合間に葉っぱや布等を挟むと崩れにくくなりますよね?

それをしっかりと固めたものがテールアルメ工法であり

土と土の間にストリップ(補強材)と呼ばれる紐(細長い帯状の鋼)を敷き詰めることにより補強材と土の間に摩擦力が生まれ、本来は粘着力が存在しない盛土が強度を持つようになる

というのが原理になります。

上図:摩擦力(青)と抵抗力(赤) 下図:ストリップ敷き状況

またこれだけではなく、道路沿いで使用されるものには壁面をデザインしたり、壁面に絵を書き込んだりと視覚でも楽しくなるようなものも見られるそうです

もし近くで見かけることがあれば皆さんも見てみるとどこかに絵が描かれてるブロックがあるかもしれませんよ?

 

以上になりますが、これからも新しく知識を増やしていき常にいろんな発見ができるように頑張っていきます!

建築部 玉城でした