光牧港ビル新築工事(鉄骨について) – 株式会社東恩納組

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2017年10月12日営業

光牧港ビル新築工事(鉄骨について)

皆さんお疲れ様です。

工事部の伊地です。

今回は、鉄骨柱のベースプレートについて投稿しようと思いましたが、

鉄骨の部材についてすこし疑問に思った事がありましたので、調べてみました。

今回は先に鉄骨の部材について投稿したいと思います。

僕が配属されている現場では鉄骨造で今ちょうど建て方の状態です。

僕は鉄骨造が初めてで分からない事ばかりです。

そこで部材について気になることがありました。

それはこのダイアフラムと言う部位です。 

現場で異なりますが、このダイアフラムは柱と梁をつないでいる部分ですが、

単純にこのダイアフラムが無くても柱のコラムと梁のH鋼をそのまま溶接しても

いいんじゃないか?と思ったんですが、調べてみると

しっかりとこのダイアフラムを入れる意味がありました。

根本的に柱は梁からかかる力を伝達する役割をしています。

実際に柱(コラム)と梁(H鋼)を溶接するとこのような状態になります。

これだと梁の荷重が柱にうまく伝達できません。

そこでこのダイアフラムを設けることで柱の鋼性を高めうまく伝達

するようになっていました。

このダイアフラムは「通しダイアフラム」と「内ダイアフラム」と

言うのがあります。通しダイアフラムは今紹介した部分ですが、

内ダイアフラムは柱一本に違う寸法の梁をつなぐ際に同じように

通しダイアフラムを行うと溶接がしにくいとデメリットがあります。

そこで設けるのが内ダイアフラムです。

柱内部にダイアフラムを設けます。

そうする事で溶接を容易にします。

今回はここまでにしたいと思います。

次回も鉄骨の気になるところを調べて勉強も兼ねて紹介していきたいと

思います。

以上、入社三年目の伊地からでした。

ありがとうございました。

 

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