北谷1丁目マンション計画より – 株式会社東恩納組

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2025年5月2日建築部

北谷1丁目マンション計画より

みなさんこんにちは。建築部の大城です。

配属されている現場「(仮称)北谷町北谷1丁目マンション計画新築工事」では本体棟の杭工事、駐車場棟の柱状改良工事を同時並行で進めています。また、官公庁書類や施工図作成、資材関係の手続きも進めています。

今回は書類関係にフォーカスを当ててみたいと思います。

労働安全衛生法第88条に該当する大規模な工事や厚生労働省で定められた工事を行う際は、労働災害を防ぐため、着工前に建設工事計画の提出を労働基準監督署に行う必要があります。

第88条第4項に該当する工事(着工の30日前までに提出)

①高さ31mを超える建築部または工作物の建設・改造・解体又は破壊の仕事

②最大支間50m以上の橋梁の建設等の仕事

③最大支間30m以上50m未満の橋梁の上部構造の建設を行う仕事

④ずい道等の建設などの仕事

⑤掘削の高さ、深さが10m以上である地山の掘削の作業を行う仕事

⑥圧気工法による作業を行う仕事

⑦石綿等を有するものの石綿等の除去の作業を行う仕事

第88条第2項に該当する工事(着工の14日前までに提出)

⑧軌道装置を必要とする工事

⑨支柱の高さが3.5m以上の型枠支保工

⑩長さ及び高さがそれぞれ10m以上の架設通路

⑪高さが10m以上の構造の足場(つり足場・張出し足場等も含む)

本建物は建物高さが41mある為、①が該当します。また、外部足場、架設通路も同じ高さまである為、⑨、⑩、⑪も該当します。

提出内容は、本工事の概要書や全体工程表などの設計図面だけでなく、総合仮設計画図や土留め支保工計画図、根切計画図等、後々の各工種に関わる資料を作成する必要があります。また、仮設足場や型枠支保工などは計画図だけでなく計算書も作成、提出する必要があります。

本工事では現場代理人の上地が作成、提出していますが、工事が始まる前から安全面、施工面等様々な検討をしているのだと実感しました。普段は目を通さない資料ですが、自分の勉強の為、しっかりと目を通したいと思います。

本日は以上は以上となります。

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