安全意識の向上~ヒヤリハット~ – 株式会社東恩納組

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2026年1月9日建築部

安全意識の向上~ヒヤリハット~

皆さんこんにちは、あけましておめでとうございます。

建築部、玉城です。

新年に切り替わり急に冷え込みはじめたことで漸く冬らしさがやってきました。

気温の変化もそうですがこの時期は感染症が流行る時期でもあるので手洗いうがいなど基本的な対策を怠らず気を付けていきたいですね。

年度も切り替わりましたので今回は改めて安全に対するおさらいとしてヒヤリハットについて触れていきます。

 

~ヒヤリハットとは~

 

「ヒヤリ」とした経験は、事故を防ぐ大切なサイン

ヒヤリハットから学ぶ安全の考え方

日常生活や仕事の中で、「今のは危なかった」「もう少しで事故になるところだった」と感じた経験はないでしょうか。
ケガはしなかったし、物も壊れなかった。
けれど、少しタイミングが違っていたら大きな事故になっていたかもしれない。
こうした出来事を「ヒヤリハット」と呼びます。

ヒヤリハットは、実際の事故ではありません。
しかし、事故の一歩手前で起きている重要なサインです。
ヒヤリハットとは何か、なぜ大切なのか、そしてどのように活かせばよいのかを解説していきます。

ヒヤリハットとは何か

ヒヤリハットとは、
「ヒヤリとした」「ハッとした」ものの、幸いにも事故やケガには至らなかった出来事を指します。

たとえば、

– 濡れた床で足を滑らせ、転びそうになった
– 車を運転中、歩行者に気づくのが一瞬遅れた
– 高い所から物を落としそうになったが、ぎりぎりで受け止めた

これらはすべてヒヤリハットです。
結果として被害がなかったため、つい「何も起きなかったから大丈夫」と見過ごされがちですが、原因は事故とほぼ同じであることが多いのが特徴です。

 

ハインリッヒの法則が示すもの

ヒヤリハットの重要性を説明する際によく用いられるのが、ハインリッヒの法則です。
この法則では、次のような関係が示されています。

– 1件の重大事故の背後には
– 29件の軽微な事故があり
– そのさらに背後には 300件のヒヤリハット が存在する

この数字が示しているのは、
重大事故は突然起きるものではなく、小さな異常や見逃された危険が積み重なった結果であるという考え方です。

つまり、ヒヤリハットの段階で原因に気づき、対策を取ることができれば、重大事故を未然に防ぐ可能性が高くなります。

なぜヒヤリハットは見過ごされてしまうのか

ヒヤリハットが重要だと分かっていても、実際には見過ごされがちです。
その理由は主に次の3つが挙げられます。

1. 被害が出ていないため、危険として認識しにくい
2. 忙しさの中で振り返る余裕がない
3. 「自分の不注意だった」で終わらせてしまう

特に、「たまたま運が悪かった」「次は気をつけよう」と個人の問題として処理してしまうと、環境や仕組みに潜む危険が見えなくなります。

 

 

ヒヤリハットを活かすために大切な視点

ヒヤリハットを単なる失敗談で終わらせないためには、視点を少し変えることが重要です。

ポイントは、
「なぜ起きたのか」を個人ではなく状況全体で考えることです。

– 足を滑らせた → 床が滑りやすい状態だったのではないか
– 気づくのが遅れた → 視界を遮るものや配置に問題はなかったか
– 物を落としそうになった → 置き方や保管方法は適切だったか

このように考えることで、再発防止につながる具体的な改善策が見えてきます。

 

日常生活でもできるヒヤリハット対策

ヒヤリハットは、職場だけでなく日常生活の中にも多く潜んでいます。
家庭や外出先でも、次のような習慣が役立ちます。

– 「今のは危なかった」と感じたら、そのままにしない
– 同じ状況がもう一度起きたらどうなるかを想像する
– 事前に環境を整える(整理整頓、明るさの確保など)

小さな気づきを積み重ねることで、安全性は確実に高まっていきます。

 

ヒヤリハットは未来を守るヒント

ヒヤリハットは、決して「失敗」や「恥ずかしい出来事」ではありません。
重大な事故を防ぐための貴重なヒントです。

何も起きなかったから終わりにするのではなく、
「なぜ起きたのか」「次に同じことが起きないために何ができるか」を考える。
その積み重ねが、安全な環境をつくっていきます。

「ヒヤリ」とした瞬間こそ、見直すチャンス。
その気づきを大切にすることが、事故のない未来につながります。

以上がヒヤリハットについてでした。

今年も無事故無災害で過ごせるように小さなことをおろそかにせず安全に対する意識を高めていきましょう。

以上建築部玉城でした。

 

 

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