宜野湾高校 現場より
皆さんこんにちは、建築部 東江です。
ブログでも何度か名前が出ている『宜野湾高校校舎改築工事(第2期)』
この工事とは別に、宜野湾高校校舎併行防音工事(第2期・建築1工区)が
改定契約を行い追加されました。
“併行防音工事”とは?
まず、併行とは?
「併行」=「ならんで進むこと」「同時進行で行われること」
「2つ以上の事象が同時に行われること」という意味の言葉だそうです。
同じ読み方で「並行」がありますが、意味の違いはなく同じ言葉として記載している
辞書がほとんどだそうです。
「併行」はどちらかというと、「同時進行」の意味合いで使われることが多いそうです。
次に、「防音工事」。
沖縄ではよく耳にするかと思います。
防音工事とは、「地方公共団体その他の者が自衛隊等の航空機の離陸、着陸等のひん繁な実施その
他政令で定める行為により生ずる音響で著しいものを防止し、又は軽減するため、次に掲げる施
設について必要な工事を行うときは、その者に対し、政令で定めるところにより、予算の範囲内
において、その費用の全部 又は一部を補助するもの」だそうです。
”アルミサッシを防音タイプにすること”と考えている方がほとんどだと思います。
実際には、サッシのほかに壁の仕上げや下地なども変わってきます。
文章の中には入っていませんが、沖縄では米軍基地周辺でのことのように感じます。
今回の現場は宜野湾市にあり、普天間基地から離着陸する航空機の音で会話が中断されたりします。
学校生活にも影響が出ることが十分予想されます。
コロナ予防で室内換気の為に、窓を開けることが推奨されていますが航空機の騒音がうるさい。
授業に集中できないのでは?
今回の校舎建築で、生徒が快適に学校生活を行えるように貢献できればと考えます。
余談ですが、最近は外国での軍事侵攻が世界的な問題となっています。
距離的には遠い外国の話ですが、物価の上昇や輸入品に影響が出てきています。
宜野湾市に住んでいる方の話では、航空機の離着陸が増えていると聞きました。
本土よりも沖縄の方に影響が出ているのかと不安になりました。
早くこの問題が解決し、平和に過ごせる世の中になるように願っています。