工事受注の仕組み – 株式会社東恩納組

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2018年9月26日建築部

工事受注の仕組み

皆さんこんにちは!

建築部積算課の新城です!

皆さんは周りで見かける工事で、どうしてこの会社がやっているのか気になりませんか?お願いされてやる場合もあれば、たくさんの努力のおかげで出来る場合もあります。なので今回は、工事の受注について書いていきます。


まず、受注には大きく分けて二種類あります。

1.競争入札・・・複数の会社に金額を提示してもらい、施主(オーナー)が適当な金額を提示した会社にお願いする方法
・一般競争入札・・・工事に関する情報を公開し、募集する方法
・指名競争入札・・・施主が複数の会社を指名して競争してもらう方法

2.随意契約・・・入札の手順を省き、特定の業者と契約する方法
・特命・・・施主が選んだ業者と契約する方法
・見積もり合わせ・・・入札の手順を省いて2社以上に見積もりを出してもらい、適当な金額の業者と契約する方法

国や、都道府県が出した「公共工事」は基本的に一般競争入札を使います。

また、入札は誰でも出来る訳ではなく、入札参加資格審査を通らなければなりません。
審査基準は基本的に「有資格者の数」、「経営状態」等あります。これらをクリアして初めて参加することができます。

そして、入札は一発勝負が基本です。受注するためには沢山の専門業者と交渉、自社の利益の調整などを何度もおこない、施主の要望に応えられる金額に持っていかなければなりません。

この様な努力があって初めて受注できるのです。

受注後は、必要書類を提出したり現場代理人を登録したりと色々ありますが、長くなるため今回は以上にさせていただきます。

建築部 積算課 新城でした!