床 – 株式会社東恩納組

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2016年3月28日建築部

お疲れ様です。山城です。

皆さん体調はいかがでしょうか。
今回は僕の現場も仕上げに近づいてきたので、
現場で使われてる床について書きたいと思います。

床は建物の中でも重要なもので、耐久性や耐火性、メンテナンス性能など
様々な性能が要求されます。また5mmや1cmの段差や、多少の傾斜で生活に支障が出る場合もあり
念入りな施工が要求されます。

床にも様々な種類がありますが,今回は現場で使われてるものを2つ紹介したいと思います。

・長尺シート
ファイル 859-1.jpg
長尺シートは学校や病院などの公共施設から、人の出入りが多い事務所など
多岐にわたり使用されている床です。プラスチック系の材料で作られているので
歩きやすく、耐摩耗性に優れています。

今回現場で使用しているシートは表面にコーティングがされていて、
ノーワックスシートととも呼ばれています。
名前の通りワックスがけが不要なシート(※)で、学校や病院など、大面積になると
ワックスにかかる費用を抑えることが出来ます。
(※初期のワックスが不要という意味で摩耗によりコーティングがはがれた場合は
ワックスが必要になります)
・OAフロアー
ファイル 859-2.jpg
OAフロアーは床の下に50cmから100cmの配線スペースを設けた床で
コンピュータや多くの配線を必要とする場所に使う床です。

上の写真はパネルを貼った状態です。この上に仕上げのカーペットを
貼ります。カーペットは取り外し可能な接着剤で接着します。
ファイル 859-3.jpg

施工の際は水平にパネルを設置するので、出入り口が複数ある場合や
長尺シートの取り合い部分などに念入りな施工が要求されます。
普段は気づかないで歩いてる床ですが、建物の中でも重要な部分だなと記事を書いていて、改めて感じました。
以上山城でした。