スタッフブログ

皆さんこんにちは、大変暑い日が続いていますが、熱中症には十分

注意して下さいね。営業部の宇江城です。

本日は、「建物で最も大事な点」というテーマで記載させて頂きます。

建物で最も大事な点は、ズバリ　「基礎及び地盤」です。

地盤は建物の重さに対して、耐える事の出来る強さを持っていなけれ

ば、建物は傾いたり沈んだりしてしまいます。この耐える地盤の強さ

が“地耐力”といいます。建物の耐震性・耐久性の決め手のカギとなる

のは当然一番下で支える地盤と基礎です。

では、地盤が悪いと・・・どうなるか？

軟弱な地盤に家を建てることによって、家の基礎全体が沈むことを“地

盤沈下”といい、部分的に地盤が硬いところと軟らかいところがある敷

地に家を建てることによって、軟らかいところだけが沈んでしまうこと

を“不同沈下”と言います。これらは、軟弱な地盤を埋め立てたり傾斜

地を造成した敷地で起こりやすく、不同沈下の場合は、建物に不均一な

力が発生して傾きや破壊をまねく原因となります。これらを避けるため

にも、まずは地盤を調査することが重要です。

地盤調査を行う事は、建築では当たり前の事で、地盤の「地耐力」がわ

からなければ、構造計算も行えません。その為、地盤の地耐力はとても

重要となります。

当社においても、地盤調査を行い設計を行っていくのですが、当社独自

に行っている事があります。

それは、当社には構造を専門で行っている技術者がおり、その方の承認

がなければ基礎のコンクリートを打設することはできません。

地盤がしっかりしていないと、良い建物は建たないと日々教えられてい

ます。その為、建物が建ってしまうと見る事が出来ない地盤を、現場担

当者及び専門の技術者が２重でチェックすることにより、しっかりとし

た土台を作っているのです。

そのような事を行う事により、お客様に安心で安全な良い建物を提供で

きるように、日々業務を行っています。