建築工事で必ず登場する足場について – 株式会社東恩納組

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2023年7月13日建築部

建築工事で必ず登場する足場について

皆さんこんにちは!建築部知念です前回の僕のブログから約1か月たちました!

お久しぶりです!

今回は建築の現場では必ず登場します足場についてご紹介します!

工事現場を見ればわかりますが建物のまわりに組み立てられているものが足場になります

足場にもいくつかの種類があります

まず、足場とは建築工事の高所作業において、高所作業における作業員の足掛かりのために、仮に組み立てた構造物のことで、パイプや丸太などを使って組み立てる組立足場、屋上や梁などから吊るされている吊足場があります。

 

今回は、よく使われている組立足場である「くさび緊結式足場」「枠組み足場」「単管足場」を紹介します!

 

くさび緊結式足場

 

一定間隔に緊結部を備えた鋼管を支柱とし、手摺や節交等を支柱の緊結部にくさびで緊結するタイプの足場のこと基本部材は、ジャッキ、支柱、手摺、踏板、ブラケット、筋交、鋼製階段、先行手摺、壁当てジャッキになります。

くさび緊結式足場の特徴

・ハンマー1本で組立、解体が可能

・コンパクトに結束できるので、輸送コストが下げられる

・組立が簡単で、ほかの足場より作業時間が短縮できる

・亜鉛めっき処理されているので、錆に強く耐久力がある

・主に中低層建築工事に使用されている

 

枠組み足場

鋼管を門型に溶接された建枠を中心にジャッキ・筋交・鋼製布板などの基本部材を組み立てる足場のこと

基本部材は、建枠・ジャッキ・筋交・ジョイント/ピン・アームロック・布板・壁つなぎ・手摺になります。

枠組み足場の特徴

・足場の強度が高くて、高層建築工事用に使用される

・インチサイズ・メーターサイズの2種類がある

・ハンマーでの打ち込みがないため、組立時の騒音が比較的少ない

 

単管足場

鋼管で作られた単管パイプに、クランプなどの基本部材を組み立てるタイプの足場のこと

基本構造部材は、単管パイプ・固定ベース・クランプ・単管ブラケット・足場板・ジョイントです。

単管足場の特徴

・単管パイプとクランプを軸に、柔軟に足場の形状を変化させることができるので、狭い場所でも足場を組むことが可能

・主に低層の外壁塗装用の足場として使用される

・主に使う資材が単管パイプとクランプの為組立が簡単

・部材がホームセンターなどで簡単に購入できる

 

足場の組み立てをする人   

足場の組み立ては、鳶職の主要な作業内容のひとつです。日本では、足場の組立解体作業には特別教育を受けたものしか従事することができません。また、吊り足場、張出し足場、高さ5m以上の足場の組立解体作業には、技能講習を終了した、足場の組立等作業主任者を選任しなければいけません。

 

足場と事故

建設業における死亡労働災害の原因の一位は転落であるが、この転落は足場からのものが多いことが特徴です。

建設業の死亡災害の約4割を占める墜落・転落事故を防止する目的で手摺先行工法を厚生労働者が推奨しています。

 

 

 

 

 

足場は建築工事においてとても大事で、必ず必要になってくるものですので紹介しました。

今回紹介した足場だけでなくほかにも違った種類の足場もあります、気になった方はネットなどで調べてみてください!!

 

今回はここまで!!知念でした!!!

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