建築物
みなさんこんにちは、東恩納組、建築部の宮里です。
今回は独創的な建築物を見つけたので皆さんに共有したいと思います。
今回私が興味を持った建築物は、ウォルト・ディズニー・コンサートホール(Walt Disney Concert hall)です。場所は、アメリカ合衆国ロサンゼルス・サウス・グラウンド通り111のロサンゼルス・ミュージックセンター内にあります。

ウォルト・ディズニー・コンサートホールは世界の有名建築家TOP7のフランク・O・ゲーリー(Frank Owen Gehry)の設計により、1987年に建設が決定され、2003年10月23日に完成しました。建設にかかった費用は全体で2億7,400万ドルもの費用がかかりました。

ウォルト・ディズニー・コンサートホールはその独特な「ヴィンヤード型」(ヴィンヤード=ブドウ畑)の設計が特徴です。このホールは硬質木製のパネルで構成されており、優れた音響効果をもっています。音響設計には豊田秦久が参加しており、音の反響を最大限に高めています。観客は、ホール内で音楽を楽しむ際にまるで音が周囲に浮かんでいるかのような感覚を味わくことができるらしいです。

また、私が目を引かれたのは建築物の見た目がとても独創的なデザインをしているからです。ステンレススチールのファザード(ファザード=フランス語に由来し、建物の顔)に目をひかれました。ステンレススチールパネルだからこそ出来ているかもしれない花弁が舞い散っているようにも見える建築物で、強い日差しをステンレススチールのパネルが反射し美しいグラデーションを描き、それだけでなく彫刻作品やモダンアートのような存在感を示しています。
また、水平垂直がない複雑な空間構造になっており機能的な導線はしっかりと計画しつつも、主要な柱、壁などの要素には水平垂直な個所が見当たらない構造になっております。

フランク・O・ゲーリー(Frank Owen Gehry)の代表作はウォルト・ディズニー・コンサートホールとは別に「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」という有名な建築物を設計しています。「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」も「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」と似た作りになっております。

世界には自分の想像を超える建築物が多数存在しています。その建築物を知ったときに自分のスケールの小ささを実感し同時にスケールアップにもつながるので、様々な建築物を世界を旅しながら見てみたいです。
以上宮里でした。













































