押出成形セメント板
皆さんこんにちは、建築部の宮城です。
本格的に寒くなってきましたね。
風邪をひかないよう防寒対策をしっかりして、体調管理には十分に気を付けましょう。
さて今日は、押出成型セメント板(Extruded Cement Panel 略称:ECP)について書きたいと思います。
押出成型セメント板とは、主に鉄骨建築物の外壁や間仕切り壁に用いる材料です。
押出成型セメント板↓
押出成型セメント板の特徴として、
- 耐久性、耐火性、耐震性に優れている。
2.タイル、塗装、素地など自由に仕上げを選ぶことができる。
3.乾式工法のため、気候に左右されず工期を短縮でき、また乾燥による伸縮の影響を受けない。
4.工場でのプレカットにより、現場内での廃材の発生を少なくする。
施工方法として、縦張工法と横張工法があり、縦張工法は押出成型セメント板を縦使いし、建物の変位に対し、ロッキングにより調整する工法です。
縦張工法に対し、横張工法は、押出成型セメント板を横使いし、建物の変位にスライドにより調整する工法です。
豊見城新庁舎では、横張工法で施工しています。
押出成型セメント板建込み状況↓
一つ一つの作業にも様々な工法があり、それを管理し、より品質の高い建築物を作るのが我々現場職員の役割です。
これからも安全一番、作業は二番で頑張っていきます。
以上、入社5年目の宮城でした。