最近気になったこと – 株式会社東恩納組

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2015年6月25日建築部

最近気になったこと

お疲れ様です。山城です
毎日暑い日が続いてますが皆さんは夏バテしてないですか。
湿度と気温両方高いと熱中症にかかりやすいので注意が必要です。

今回は最近気になった事を書きたいと思います。

僕は足場を歩くとき、よくガンガン頭をぶつけてしまいます。
それが気になる人もいるのではないでしょうか。

足場に上ったことがない人や、あまり慣れてない人なども、
上る前に、頭に気をつけてくださいねーと言ってもガンガンぶつけているのをよく目にします

他の人にも聞いてみると結構ぶつけてる人が多いようです。
ビティ足場の一段の高さは1700mmとなってます。
※ビティ足場とは~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
足場とは、建物の外壁面や屋上など、地上や床上から手の届かない場所や、
作業を効率良く進めるために設置されるものです。
足場がないと工事を進めることが出来ないほど、工事においては重要なものです。

「ビティ足場」はこの数ある足場の種類の一つで、鳥居型の建枠、ブレス、布板、等の部材を組み合わせて
構築された足場です。
ファイル 668-2.jpg
ファイル 668-3.jpg
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なぜビティの高さが1700かというと、当時の日本人がアメリカからビティを日本に取り入れた時に、
高さを当時の平均身長(1950年代・約160cm)に合わせて作ったからです。
しかし現在の日本の平均身長は20歳から40歳の間で171~170cmと、約10cm高くなっています。
なので足場を歩くときは人によっては腰をかがめながら歩かないといけないのです。
しかもヘルメットと靴を装着すると更に5・6cmほど背丈が上がります。

これから更に平均身長が上がるはかわからないですが、
左官や塗装など足場で長時間作業する業者にとっては
腰を痛める要因にもなるし、作業効率も下がってしまいます。

なので、高さをもう少し高くすれば作業員の負担も減るし、
もっと安全な足場になるのではないかと思います。

実際にすでに1900の足場を出している企業もあるようです。
https://www.srg.jp/product/detail/iqsystem.php
(次世代足場-iqシステム)
出すにあたって色々問題点は出てくるとは思いますが、
こういう足場が将来普及する可能性もあるのではないでしょうか。

皆さんはどう思いますか。
以上山城でした。

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