沖縄の建築の歴史2 – 株式会社東恩納組

STAFF BLOG

スタッフブログ

2014年10月21日未分類

沖縄の建築の歴史2

ハイサイ、グスーヨー チュウ ウガラビナ
建築の安元です。
自分の担当している新垣病院の工事も解体工事が終わり
新設工事に着手します。
前回は沖縄の木造建築の話をしましたが今回は、鉄筋コンクリートの話です。
皆さんは、沖縄で、現存している鉄筋コンクリート造の建物で、
最古の建物知っていますか?
ファイル 503-1.jpg
大宜味村の前庁舎で、役目を終え今は、モニュメント的な建物です。
物凄い戦争の戦火を免れ、村民の為に役目を全うした建物です。
大正時代にメートル法を用い、これまでの尺間法の狭間で作り上げた
建物ですが沖縄の強風に対して多角形な建物で物見の高台は、8角形しています。
大宜味の大工の質の高さが伺える建物です。
ファイル 503-2.jpg
話は逸れますが、大宜味の田場の大工は、腕の良い大工で、有名で、
みんなこぞって田場の名前を使う大工が増え、
腕の弱い大工迄その名を使う為
大工の事をターバージェークと言ったりするそうです。
本家本元は、凄い大工さんなんですよ。
今回も温故知新のお話を1つ建築の安元でした。