渡嘉敷調整池建設工事
皆様こんにちは、東恩納組の東江(あがりえ)です。
久しぶりの投稿になりますが、よろしくお願いいたします!!
私が配属されている渡嘉敷の現場では現在、調整池の施工をメインに、外構ではアスファルト舗装を行っております。
皆様もよくご覧になられているアスファルトですが施工の際に、何種類もの過程があります。
その中のアスファルト乳剤というものについて今回は記載していきたいと思います。
アスファルト乳剤にも種類があり、PK-3(プライムコート)とPK-4(タックコート)があります。
まずPK-3。
PK-3とは、舗装前の路盤にアスファルトとの接着を促進させるために必要な薬剤です。

見た目は焦げ茶色のネバっとした液体です。
乳剤散布車により、乳剤を散布していく場合もありますが、じょうろ、または噴霧器などの手作業で散布する場合もあります。
PK-3を散布することにより上記でもお話しましたが
PK-3の乾燥後、接着性が高まり、品質の高いアスファルトを施工することが可能になります。
接着性が高まることはアスファルトとの一体化がより強固になることを指します。
それにアスファルト混合物の施工を安定させる効果もあり、必要不可欠な施工過程となります。
ちなみに、PK-3の散布量も決まっているのですが、1m2あたり、1~2Lの散布量となっております。
「舗装施工便覧」参照
次にPK-4
PK-4は先程のPK-3とは違い、既存のアスファルト舗装と新たに重ねるアスファルト層との接着を強化するために使用されます。表層と基層の間に施工され、層間剥離を防ぎ、舗装の耐久性を向上させます。
PK-4は路盤などではなく、アスファルト同士の接着性を高めるための乳剤となります。
私はまだPK-4は使用したことがないのですが、また機会があれば施工も見てみたいなと思います。
この散布量も一般的には1m2あたり0.6Lの散布量となっております。
今回アスファルト乳剤に関して記載していきましたが、PK-3とPK-4の違いも説明しながら、種類の説明まで記載できたので良かったかなと思います!!
次回は、渡嘉敷調整池建設工事の進捗もお伝えしたいので、ぜひ楽しみにお待ちください。
以上、土木部の東江でした。













































