熱中症対策の落とし穴!②
皆さん、こんにちは
建築部の知名です。
7月も中盤に差し掛かり、暑さしかり台風情報も気にしながらの作業となっているこの頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
現場の方では、台風はこないものの、急なゲリラ豪雨などに悩まされることもしばしば…
さて、前回の私のブログでは熱中症対策の落とし穴として、ペットボトル症候群について投稿いたしました。
スポーツドリンクや糖質の多い飲み物の取り過ぎには注意しましょう!という感じの内容になってはいます。
が、熱中症の予防に適した飲み物ですから、上手に活用していきたいですよね。
なので今回は、スポーツドリンクについて少し掘り下げていきたいと思います
まず最初に、一口にスポーツドリンクと言っても、実は種類があり、その効果も違ってきます。
スポーツドリンクには、アイソトニック飲料とハイポトニック飲料の2種類に分かれます。
2つの違いは「糖分濃度による浸透圧の違い」となります。
アイソトニック飲料・・・糖分濃度を高く(6~8%程度)することで安静にしているとき(日常生活や運動の前)の人間の体液と等しくなるように調整 ※ポカリスエットやアクエリアス等
ハイポトニック飲料・・・糖分濃度を低く(2~3%程度)することで運動などで血糖値の下がった人間の体液と等しくなるように調整 ※ポカリスエットイオンウォーターやヘルシアウォーター等
という具合に、人の状態によって吸収率の良い飲み物が変わってきます。
上手く使い分けながら、選ぶようにしていきたいですね。
ちなみに私は、昔スポーツをしていた知人に教えてもらってからは、作業中や汗をかいたときなどはポカリスエットを水で薄めて飲んだりしています。
さて、スポーツドリンクの種類についての投稿となりましたが、
これはあくまでも、熱中症予防や初期症状程度の時の話です。
明らかに熱中症の症状がでている場合は、経口補水液の活用や、無理をせず病院を受診することは忘れないでください。
県内・外でも熱中症による死亡者も出ていますので、気を付けていきましょう。
以上、建築部の知名でした。