玉城青少年の家改築工事(外構工事R04) – 株式会社東恩納組

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2023年12月26日建築部

玉城青少年の家改築工事(外構工事R04)

皆さんこんにちは、土木部の比嘉です。
今回は、芝生について紹介していきます。
実は、芝生には明確な違いがあることを皆さんはご存知でしょうか。
芝は植物の品種としての呼び名で、芝生のなかに生えている1本のことを指します。
芝生は芝が密集してはえているところを指します。

芝生には様々な種類があるので一部紹介します。
まず、芝生は大きく分けて2つに分かれます。日本芝 西洋芝です。

日本芝の特徴
日本芝には、野芝、高麗芝、姫高麗芝などがあり、日本の環境に適しています。夏の暑さに強い暖地型の芝とされています。耐暑性はもちろんのこと、耐陰性、耐塩性、耐寒性が西洋芝と比べて高く、踏みつけにも強いです。生長が遅いため、手入れの頻度は低めです。ただし、生長が遅い分、擦り切れたときの回復もゆっくりとなります。

値段は1㎡あたり1000円ほどから売られています。西洋芝と比べて安いです。

西洋芝の特徴
西洋芝は寒さに強い芝生で、寒地型とされることが多いですが、西洋芝=寒地型とみなすのは誤りです。西洋芝は確かに寒地型が多いですが、暖地型もあります。

あまり日本ではなじみがありませんが、日本芝よりも価格は高く1㎡あたり5000円ほどです。草丈が高い特徴があり、その分手入れも必要となります。寒地型西洋芝は冬になると休眠しますが、枯れることはないため、通年緑色の芝を楽しむことができます。

芝生の種類!
・高麗芝(こうらいしば)

高麗芝は、元々日本に自生していた種類なので、多くの芝類の中で、日本の気候にもっとも適した特性を持っています。

生育温度は25℃~30℃。春〜秋にかけて育ち、冬には茶色く枯れてしまいますが、春になると新しい新芽が出てきて、再び美しい緑を芝生を作ります。

伸びる速度が比較的に遅く、最も成長する時期でも、週1回程度の芝刈りで間に合うため、西洋芝に比べてメンテナンス性に優れます。
また、乾燥、日陰、湿度、病気にも強いので、日本の一般家庭では一番多く植えられています。

踏み圧にも強く、上記のようにメンテナンス性に優れているため、公園、グランドなどの緑化やゴルフ場のグリーン、サッカー場など競技場でもよく使われています。

・野芝(のしば)

野芝は一般的に芝生と呼ばれる多年草植物の中の種類の一つで、日本に自生していた植物です。その性質は非常に強健で、いろいろな場面で広く利用されています。芝生の種類としては暖地型とよばれ、冬には地上部が枯れてしまうといった性質があります。たいへん利点の多い芝生ですが、唯一の欠点は、草幅が広いため見た目に繊細さが欠けるところです。

・セントオーガスチン

性質は強健で成長が早く、日照不足や陰地、雑草、踏圧踏に耐えます。地上ほふく茎で、生息地としては暖地を好みます また、イヌシバとも呼ばれています。成長が早いためメンテナンス手入れが必要です。

主な使用場所は、庭園やゴルフ場や公園などよく使用されています。

今回は、ここまでとします。

今年も残すところわずかですが、けがや事故等がないよう最後まで気を引き締めて頑張っていきましょう

以上、土木比嘉でした。