石材について – 株式会社東恩納組

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2017年4月13日営業

石材について

こんにちわ。建築部の東恩納です。

今回のブログでは前の現場で使用した石材(せきざい)について調べたので少し書きたいと思います。

「石材(せきざい)」とは、土木・建築 ・墓石 ・石碑 ・装飾・実用工芸品 ・彫刻 ・そのほか実用品 などの用途に応じた様々な岩石があります。自然に存在している岩石の他に、人工的につくられた人造石(じんぞうせき)や人工石(じんこうせき)などがあります。

日本では石器時代より石を道具や土木建築物の材料として利用していますが、最近は意匠的に好まれるイタリア産や、安価なものとして、韓国、中国、インド、オーストラリア、アフリカ産の石材の利用が増えています。 近年はコストパフォーマンスの良さから外国産が主流になってきています。

また、自然石よりも加工しやすくし、より品質や見た目が安定的で安価なものを供給できるように人工的に作り出した「人造石(じんぞうせき)」も増えてきました。

前の現場で使用した石材は、一般的によく知られている「大理石」です。石灰岩が変成してできたもので、斑紋(はんもん)が美しく磨くと光沢がすばらしいため美術館やホテル、ホール、デパートなど高級なイメージの建築内部の壁や床に使われています。

続いては、人工大理石です。全てアクリルもしくはポリエステル系の樹脂で造られたもので、自然大理石は入っておらず均一な模様で透明感のあるものになります。
主にキッチンや洗面台、浴槽など水周り商品に利用されています。


次に使った石材は御影石

石材としてよく耳にする「御影(みかげ)石」というのは、火成岩の中の深成岩である「花崗岩(かこうがん)」の事です。耐久性があるため、建物の内装・外装を問わず幅広く使われています。落ち着きのあるおしゃれな雰囲気が出るところも人気の理由のひとつだと言われています。

左の壁に張られてあるある灰色・黒色の石が御影石になります。

建物の入口やエントランスポーチで石材を使用する場合は、一般的に御影石が使用されることが多いようです。

石材には、様々な性質があり用途に応じた岩石があるため、とても奥が深い材料です。自然の材料を使用し建築を行う事も、建築理念の「人につくし・自然とともに・社会のために」にある「自然とともに」に繋がる事だと思います。

今回はここまで入社4年目の東恩納でした。

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