重量鉄骨造 – 株式会社東恩納組

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2026年3月18日建築部

重量鉄骨造

皆さんこんにちは。建築部の喜瀬です。

前回のブログでは軽量鉄骨造についてお伝えしたので、今回は重量鉄骨造を載せていきます。
重量鉄骨造とは、構造体である柱や梁などに使われる鉄骨材の厚みが6㎜以上の鋼材を使用したのを重量鉄骨と呼びます。
軽量鉄骨造と同様にメリット・デメリットをお伝えします。

 

 

 

 

 

重量鉄骨造のメリット

1,耐久性・耐震性が高い
鉄骨は高強度なのにしなやかに変形する特徴がある為、地震が来ても衝撃を吸収し倒壊を防ぎます。
また耐久年数は木造の22年に対し重量鉄骨は34年とされています。

2,施工期間の短縮
各部材は工場加工されているため現場では組み立てるだけです。

3,防音性はやや高い
木造や軽量鉄骨造に比べて防音性は高いですがコンクリート造には劣ります。

重量鉄骨造のデメリット

1,木造や軽量鉄骨造よりコスト高
使用する部材が木造や軽量鉄骨造より単価が高いです。
また木に比べて鉄骨は重量である為に運搬を数回に分けて運ぶ必要あるので運搬費用が掛かってきます。

2,熱を伝えやすい
鉄骨は熱を伝えやすく外気の熱が部材を伝って内部に伝わります。その為、夏は暑く、冬は寒く感じます。

3,床の遮音性が低い
RC造より床の厚みが薄いので上下階の音が聞こえる事があります。

以上が重量鉄骨造のメリット・デメリットです。建物を建てる際は上記を考慮しながら計画を行ってください。

次は、重量鉄骨造はラーメン構造とトラス構造があります。

 

 

 

 

 

 

 

ラーメン構造
ラーメンはドイツ語で枠又は額縁を意味です。柱と梁をボルトと溶接で剛接合し一体化させます。
柱と梁を接合している為、水平方向の力がかかっても変形しずらい構造になっています。
その為、斜めの補強材や耐力壁を入れる必要が無く、広い空間を確保することができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

トラス構造
トラスは英語で束ねる、古フランス語で一括りにした物を意味します。
複数の部材をピン接合して三角形を構成した骨組みです。
トラス構造は一番強度が高いと言われている三角形で部材同士を
ピン接合することで外力を加えても軸力のみ発生し曲げモーメントは発生しません。
また三角形は力の分散することができるので中間の柱を必要とせず大空間を造ることができます。
主に球場や武道館、学校の体育館に採用されます。

建物の用途に合わせて構造を計画する必要があり、部材種類や厚みによって、
構造計算が必要になる為専門家に相談しながら設計を行ってください。

以上喜瀬からでした。