防水工事
こんにちは!営業部の仲西です
今日は防水工事について紹介したいと思います!
防水工事とは、地下室、屋根、室内床や水槽類などに防水、防湿のために行う工事のことを言います。。工法別に塗布防水工法、防水膜工法、部材接合部のシール工法などに分類されていますが、今回は塗布防水工法について紹介したいと思います!
塗布防水工法とは、コンクリート表面に防水材料を塗布または吹き付けて防水層を形成する方法で、一般的に施工が容易で安価に行えます。防水材料には、防水剤を添加したセメントモルタル、アスファルト、合成樹脂などがあります。モルタル防水工法は大正初期から使用され、現在まで一般に広く用いられています。塗布防水工法は、構造物にひび割れを生じたときは防水層が破壊し、ひび割れ部で防水効果を失っていく可能性があるため、大きな亀裂が発生する可能性がある場所には不向きです。
塗布防水工法の材料でも様々な種類がありますが、最近では作業性の良いウレタン防水がよく使われています。ウレタン防水は、ポリイソシアネートを主成分とする主剤と、ポリオールを主成分とする硬化剤を、撹拌して塗膜する防水法です。簡単に言うと下地に塗るだけで防水層を形成する工法です。ウレタンは不定形材料のため、施工場所の形状が複雑でも、簡単かつ確実に施工できるのが特徴で、しかも軽量になっています。施工場所に物があっても、別素材の旧防水層があっても、その上から施工出来るのが1番の特徴で、材料を塗るだけなので、簡易な防水工法にも最適となり工期も短く済み、コストもその他の防水工法に比べ半分以下で済みます。また撤去する廃材も出ないので、環境保全・産廃処理の観点からも優れています。
下記の写真は10年前に防水工事を行なっており、今回は防水層がまだまだ綺麗だったのでトップコートだけ塗り直しています
このように、ウレタン防水では15㎝ほど壁 まで防水を巻き込む事で、壁と床の隙間から水の侵入を防ぐ事が出来るので土間の爆裂予防も出来ます
防水工事は、建物を長持ちさせる為には、とても重要な役割を果たします。ウレタン防水の耐用年数は10年〜12年と言われています。先ほど上記で説明しましたが、上から塗る事が出来るので、状況にもよりますがトップコートだけ塗る事が出来るので費用も抑えきれます。
建物を長持ちさせる為、定期的に修繕工事を行い、100年、200年先まで残る建物を一緒に残しませんか?
東恩納組では創業53年という実績を活かし企業理念をモットーに、最良な建物を創ることによりお客様に十分に満足していただき、お客様の要望に応え満足度の高い安全で快適な美しい建築物を造ることを心がけています。