防火戸 – 株式会社東恩納組

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2021年10月5日建築部

防火戸

皆さん、こんにちは!ライオンズ宜野湾ベイサイドシティ新築工事の現場に配属されています、長嶺です!

今私の現場では、内部では細かい手直し作業、外部の方は、ほとんど完成しています。

私は今、完成に向けての手直しや掃除をしています。

掃除をしている時に気が付いたことがあります、それは玄関のドアが防火戸仕様になっているということです。

そこで私は防火戸の役割を調べてみました

防火戸とは何か調べました

防火戸とは、火災が起きた時に火炎の延焼や煙・ガスが広がるのを防止する役割を持った扉の事だそうです

火災時に防火戸が閉鎖していれば、一時的に火と煙をせき止めてくれます。そしてその間に、安全な場所への避難、消防署への通報ができ、火災の被害を小さくしてくれるというのが防火戸の役割だそうです

ちなみに、「防火扉」や「防火シャッター」も正式名称は「防火戸(ぼうかど)」なんだそうです!

防火戸には、設置するときの決まりがあります

それは、「一定区画ごとに設置すること」と「対炎性のある素材で作られること」などが消防法で規定されているらしいです!

「防火区画」について調べたことを簡単にまとめます!

大きな建物だとどこかで火災が発生した時に気づかないことがあるので、煙は広がるのが早く、危険です。

建築基準法で、建物を一定の広さに切り分けその間に火を防ぐ性能がある壁を設置するきまりがあります。この時に切り分けた区画が防火区画です

次に対炎性のある素材についてです、火災発生から20分~1時間のあいだ炎をせき止めることが防火戸には必要です。防火戸の材料・構造として認められているものとして、鉄製、鉄骨、鉄骨コンクリート製など他にもいくつかあります

今回は少し長くなってしまったので載せられなかったのですが、防火戸には「随時(ずいじ)」と「常時(じょうじ)」という2種類のタイプが存在したり、炎の広がりを遅れさせる以外にも、避難経路になるなど色々な役割も兼ね備えているので、防火戸について気になった方は調べてみてください!

以上建築部より、長嶺でした!