(仮称)北谷町北谷一丁目マンション計画新築工事より – 株式会社東恩納組

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2026年3月17日建築部

(仮称)北谷町北谷一丁目マンション計画新築工事より

皆さんお疲れ様です。建築部の大城です。

配属現場の「(仮称)北谷町北谷1丁目マンション計画新築工事」では順調に工事を進めており、
近々7階躯体コンクリートを打設予定となっています。引き続き安全第一、品質第一で工事を進めて行きます。

前回のブログではガス圧接継手について話をしました。今回はその品質検査「超音波探傷試験」について話をしたいと思います。

前回のブログでも記述していますが、ガス圧接継手は単純な鉄筋の溶接ではなく、分子レベルでの結合を行います。
しかし、表面上の外観(圧接部の大きさや長さ等)が良好でも、内部の結合がされていない可能性があります。
そこで、非破壊検査である「超音波探傷試験」にて、内部の結合状態を検査、確認します。

そもそも「非破壊検査」とは、構造物を解体や破壊することなく、
X線や超音波などを用いて、内部や表面のきず、劣化状態を診断する技術の事を指します。
超音波探傷試験では圧接部に超音波を発信し、その信号で内部の結合状態を確認します。

超音波探傷試験では、測定器具を超音波の発信用と受信用2つを使用する
「二探触子法(にたんしょくしほう)」と呼ばれる方法で結合状態を確認します。
具体的な検査方法、内容ですが、圧接面に対し斜め45度程度に測定器具を設置、圧接面に向け超音波を発信します。
そして、圧接面境界からの超音波の跳ね返りの有無を確認します。
圧接結合面は原子レベルで結合されていることが条件なので、
空間はもちろん、鉄筋同士の境界も結合され、一体化されているはずですが、
仮に結合面に不備や境界が残っていた場合、超音波はこの境界で跳ね返されてしまいます。
そしてその跳ね返った超音波を受信機を用い検出します。

また、圧接結合面に境界が一体化されていない場合は、1本の鉄筋構造体として役割を果たさないため、
地震などで該当箇所が弱点となり、柱や梁の破断に繋がる為、とても重要な試験となっています。

いかがでしたでしょうか。
超音波探傷試験は建物構造体の品質確認を行う上で、なくてはならない重要な検査、工程となっています。
他の作業や工種でも同様に品質に関わることが多数あるので、各作業を深堀し、知識を深めていけたらなと思います。

以上、建築部大城でした。ご拝読ありがとうございました。

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