スタッフブログ

あれから2年もの月日がすぎて、やがて3年目の春を迎えようとしています。

この2年の中で変わったものもたくさんあれば変えれられなかった事もたくさんあるかと思います。
けして風化させてならない大自然の爪痕
僕たちは共にこの災害の歴史の上に立ち、これからも手を取り合っていかなければなりません。
東北からほど遠い沖縄ですが、建設業として技術を通じて少しでも復興の支援に役立てればと思います。

1981年に新耐震設計法が施行され、これ以降に建設される建物のほとんどは、耐震、制震、免震のいずれかを兼ね備えた建物が増えてきています。
1981年以前に建てられた建物は今ほど地震に対する耐久力はありません。

ですが、1981年以前に建てられた建物でも、地震に対する耐久力を上げるための「耐震補強」が出来ます。
たとえば、既存の柱のまわりに新たに鉄筋や鋼板などを巻きコンクリートを流し込んだり、既存の梁や柱に制震ブレースを設け、揺れによる倒壊を防ぐ方法などがあります。
その他、今の建物の用途に応じた補強方法がたくさんあるので、耐震補強をお考えの方はお気軽にご相談ください。

あとは、防災に対する知識と日頃の災害に対する備えを忘れずに。
※防災マニュアルのURLを貼っておきます。(総務省消防庁HPより)
http://www.fdma.go.jp/bousai_manual/index.html

東日本のより早い復興を祈っています。
以上、現場のチカラでした