渡嘉敷調整池建設工事
皆様、お疲れ様です。
東恩納組の東江(アガリエ)です!!
渡嘉敷調整池建設工事は渡嘉敷島の阿波連という部落で行われている土木工事です!
徐々に工事は進んでいますが、まだまだ終わりません!現在の施工を行っているのが浅層改良という工種になります。
今回は浅層改良について勉強したことを皆様にお伝え出来たらなと思います!!
浅層改良とは、軟弱地盤の地表から2m程度までを対象とし、固化材を添加し、バックホウなどの施工機械により混合撹拌することによって、目的に応じた地盤強度を有する改良層を造成する工法の総称であり、表層改良、浅層混合処理ともいいます。
一般的に浅層改良は、建築物の支持地盤や土木構造物の基礎、仮設工事、路盤・路床の安定に用いられています。
今回私たちの現場は1,600tのタンクが施工されます。これが現場名にもある調整池です。
ここからは現場で浅層改良をするにあたって、セメントを使用するのですが、そのセメントについても触れていきたいと思います!
今回私たちが使用するセメントは通常のセメントとは違い、RKC-Eというセメントを使用します。
通常のものと何が違うのか。
それは六価クロムというものの発生を軽減しているセメントです。
下記の表をご覧ください。
環境基準よりは六価クロムの発生はありませんがRKC-Eを使用することによって六価クロムの抑制が大分抑えられているのがわかると思います。実際私たちの現場で六価クロム溶出試験を行ったところ、普通セメントの添加では六価クロムが規定より溶出されましてしまったので、RKC-Eのセメント系固化材を使用することになりました。
浅層改良は初めてで、六価クロムに関してもここまで試験などを行うのが初めてだったので、とてもいい勉強になりました!!
まだ施工中ではありますが、しっかりといい地盤を造成していきたいと思います!!
短いですが今回の記載はこれまでです!浅層改良について簡単に理解していただけましたでしょうか?
それでは以上になります。
東恩納組土木部東江でした!!