外構工事における雨水排水
お疲れ様です。建築部の内里です。
本日のブログは外構工事における雨水排水についてかきます。
まず外構工事とは
建物の外側の環境を整える工事全般をさします。
具体的には、門扉、塀、アプローチ、駐車場、庭、植栽などがあり、建物の外観や機能、安全性、快適性を向上させるための工事のことです。
また、外構工事は、建物の周りに水がたまるのを防ぐために水はけを改善することも重要です。
今回はその雨水排水についてかきます。
雨水排水は、雨樋から集めた雨水を地中に埋設された排水管を通して、最終的に下水道や浸透桝などに接続します。
また、外構のアスファルト舗装をする際にも集水桝に向かって水勾配をつけます。
外構のアスファルト舗装における水勾配の基準は、一般的に2%から3%です。(1メートル進むごとに2cmから3cm下がる傾斜)
地中に埋設される排水管も、一般的に、2%程度の勾配をつけることが推奨されています。
右上にみえる縦に通っているのが雨樋(たてどい)で、集まってきた雨水は、真ん中にみえる桝に
流れ、一か所に集まっていきます。
また、側溝を設置することで、道路や敷地 (駐車場など) に降った雨水や、その他不要な水を効率的に排水できます。
集水桝に流入:雨水は集水桝に流れ込みます。
排水管・側溝へ:集水桝から排水管や側溝を通って流れます。
河川・下水道へ:排水管や側溝を通った雨水は、最終的に河川や下水道に放流されます。
おわりに
埋設配管などの普段目に見えないもの、雨水がどこにどうやっていくのか考えたことなかったのですが建設現場でこういうものを見て
それについて、調べたり、いろいろなことを考えたりすることは、楽しいです。
いまはまだまだですがそうやって多くの知識を身に着けていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。