「北谷1丁目マンション計画新築工事」より9月度の近況報告 – 株式会社東恩納組

STAFF BLOG

スタッフブログ

2025年9月11日建築部

「北谷1丁目マンション計画新築工事」より9月度の近況報告

ブログをご覧の皆様、建築部の上地です。約1カ月半ぶりの再開なります。今回もよろしくお願いします。

 

北谷1丁目マンション計画の現場においては、現在基礎躯体工事の真っ最中です。

平均掘削深さが3.5m(設計GLより)もあり自立式では対応できず、中間に腹起し及び切梁を設置する工法となり、
基礎躯体コンクリート打設においては、打設数量が約800㎥もあり1回での打設では生コン工場のプラント能力が追付かず2回に分けての打設となります。

その内の1回目が8/30(土)に完了しまして、続く2回目の打設を9/5(金)にしております。

その後は、基礎型枠の脱型→基礎躯体廻りの防水作業→基礎1次埋戻し(約300㎥)→山留材撤去→2次埋戻し(約150㎥)の手順で9月下旬頃までに基礎仮設材撤去等の作業を完了予定となります。

 

【同上作業での懸念事項と対策】

①基礎躯体打継部の処理→打継面は目荒らし(斫りのチッパー仕上げ)処理を行う事により基礎躯体の打継部の一体化に努める計画となっておりますが、

未施工箇所から既に配筋済みの梁配筋内に潜り込んで斫ると言う想像を絶する過酷な目荒らし作業となると考えてます。

②仮設鋼矢板の撤去作業→鋼矢板の撤去にあたっては、原則バイブロー引抜機を使用して行う計画ですが、鋼矢板の撤去にでは、作業半径が20m以上あり(理想は12m以内)

クレーンの適格吊能力を超えるため、基礎躯体中央にクレーンを設置して撤去作業を行う必要が有る為、その時のクレーンの基礎中央部までの移動方法を現時点でも模索中です。

コスト面+安全面+工期面を考慮の上、最良の方法と考えてますが、
現時点では決定的な案が決まらず、結果は次回のブログでの報告しようかと思います。

 

以上、今回は工事の進捗と基礎工事の懸念事項を中心にまとめてみました。
いかがでしたでしょうか?また、一ヶ月半後にお会いしましょう!

by 建築部 上地

関連記事