台風注意!
皆さんこんにちは、建築部 東江です。
9月19日現在、日本の周りに台風17号、18号19号が発生しています。
今年、沖縄本島では台風による大きな被害は出ていないようですが注意が必要です。
【過去の台風被害画像】
”台風についてネットで調べてみました”
2014~2024年の間に沖縄に接近した台風(300km以内)の数を月ごとに表示してみました。
4月(1個)
5月(3個)
6月(7個)
7月(22個)
8月(23個)
9月(25個)
10月(10個)
7月から9月に接近数が多くなっています。
降水量についても、5~6月にかけての梅雨時期と8・9月の台風時期には降水量も増えるそうです。
以前、私が携わった台風災害の復旧工事も9月の台風によるものでした。
“2001年9月6日”
台風16号が八重山近海で発生し八重山を暴風に巻き込み、北東に進んで沖縄本島南部を通過、太平洋上に出た後で迷走を始めた。
本島横断が2回、長時間停滞、旋回、Uターンなど沖縄本島を中心に8日間も迷走しながら勢力を強めるなど極めて特異な動きをした。
沖縄気象台は、観測史上(1950年)最も難解な動きをした台風だと位置づけた。
この台風16号により、沖縄県沖縄市、「島尻郡渡名喜村」において住家に多数の被害が生じたことから、沖縄県は災害救助法の適用を決定した。(他情報引用)
※渡名喜村は久米島・座間味島・粟国島を結んだ三角点の中央にに向かう途中にあります
台風が過ぎ去り、フェーリーが入港できるとすぐに向かいました。
乗り込んだ島は、ほとんどの樹木の葉が抜け落ちており、長時間台風が滞在していたことを物語っていました。
【被害時の画像】
見づらい画像ですが、小中学校の体育館(右)は屋根が全て吹き飛び、校舎(左)の屋根瓦も飛散物により破損したり強風でとばされていました。
【復旧後の画像】
体育館の屋根や床板の張り替え、割れたガラスの取替、瓦については1枚づつビスで固定しました。
現在の渡名喜島は、沖縄県で竹富町に続き2番目となる
“重要伝統的建造物群保存地区”に選定(2001年)されて、建物や集落の修復及び保存を行っています。
観光サイトでは「沖縄の原風景が残る島」として紹介されています。
興味がある方は行ってみてください!
近年、日本各地で大きな台風被害が全国ニュースとなっています。
“2001年9月11日 アメリカ同時多発テロ”
世界中のメディアがテロのニュースを報じていた時に、沖縄でも大きな災害があったことを伝えたくて、今回のブログに書いてみました。
それではこの辺で
以上 建築部 東江でした。