「 東京・江戸ぶらり旅と近代建築:part2 」
工事名:中央消防署(仮称)識名出張所現場に配属されています、建築部の久場です。
令和7年11月も中旬となり、あ・っと言う間に、クリスマスと大晦日がやってきますね~
なにかと慌ただしく、忙しい時期がやってきますが、皆さんはどうお過ごしでしょうか。
いくつになっても、クリスマス前は、楽しく待ち遠しい気持ちになります。この歳になったら、プレゼントも何も貰えないけど、街並みのイルミネーションや、クリスマスソングが店先から流れてきて、なんとなく楽しい気持ちにさせてくれます。
※その反対に、クリスマス時期になると、家族や大切な人を亡くした思い出や、つらい出来事を思い出し、悲しい気持ちになられる方も、いらっしゃるとは思いますが、世間一般的な感想なので、どうか御了承下さい。
さて、今回のブログは、昨年9月のブログで報告しました「 東京・江戸一人旅 」の続編で、「 東京・江戸ぶらり旅と近代建築物:part2 」を報告したいと思います。
昨年のpart1では、江戸・東京の歴史や徳川家康の街づくりに、想いを馳せながら東京の近代建築物や木造建築物を観察してきました。
〈 昨年のご紹介内容 〉
1) 麻布台ヒルズ・国立新美術館・豊洲
2) 田母沢御用邸・日光東照宮
3) すみだ北斎美術館・大手ゼネコンの建設現場
4) 東京ドーム野球観戦
〈 今回のpart2で、ご紹介の内容 〉
1) ぜんぶ北斎のしわざでした展( 東京・京橋のCREATIVE MUSEIM TOKYO 戸田建設本社ビルディング )
2) 東京・押上~浅草( 隅田川沿いを歩いて・・・ )
3) 高輪ゲートウェイ( 東京・港区 近代建築物 )
4) ミュージカル鑑賞( 東京・新橋 電通本社ビル カレッタ汐留 )
今回のpart2も、大手ゼネコンが手掛けた近代建築物の観察や、その建物で開催されている美術展やギャラリー、舞台もついでに鑑賞すると言う楽しい、東京・江戸一人旅を満喫しました。
1) ぜんぶ北斎のしわざでした展( 東京・京橋のCREATIVE MUSEIM TOKYO 戸田建設本社ビルディング )

ゼネコン大手の戸田建設本社ビルと、その隣のビルですが、高さとカーテンウォールに圧倒され、凄い迫力で沖縄では見れないビル群ですね~

エントランスロビーでは、もの凄く高い天井に、螺旋階段状のアート作品が吊り下げられていて、石張りの壁も含めて、幻想的な空間が演出されていました。
このビル内の多くのギャラリーの中でも、真っ先に向かったのが、6Fで開催されている「 ぜんぶ北斎のしわざでした展 」




憑かれ
昨年も、すみだ北斎美術館に行きましたが、今回も同じく感動したのが、200年も前に・・・凄い・・としか表現できないくらいに感動し、北斎の才能、魅力にいっそう惹き込まれました。
海外の有名な絵画も、北斎の技法を取り入れていたんですね~
もの凄い展示量で、写真も沢山撮影しましたが、全部紹介すると違法になると思うので、ページごとの細かい絵は載せる事ができませんが、2時間以上感動の連続でした。
2) 東京・押上~浅草( 隅田川沿いを歩いて・・・ )




スカイツリータウン➡隅田川沿いの少しだけの紅葉➡散歩途中で見つけた古風な木造の建物➡隅田川沿いの風景
今回のぶらり旅の宿泊は、1枚目のソラマチの道向かいにあるビジネスホテルでしたが、そこから浅草まで、のんびり歩きながらスカイツリーや、4枚目の隅田川沿いの向こうに移っている、今話題のアサヒビール本社ビルを眺めながら散歩しました。
スカイツリーから眺める東京は、やはり関東平野なんだな~・・川も多く、徳川家康の江戸の町づくりと、現在の東京の街並みに想いを馳せながら、浅草までのんびり歩きながら感じました。
3) 高輪ゲートウェイ( 東京・港区 近代建築物 )




有名な建築家の隈研吾さんが、デザインに携わった、近代建築物。
駅構内の鉄骨のトラスが美しく、作業足場を組んで、1本、1本組み立てたのかな・・なんて、工事中の状況も想像しながら、その迫力に圧倒されました。






駅に直結しているビルの店舗は、今年の9月に一斉オープンしたばかり、内部の仕上げも芸術的で、その美しさに目を奪われます。
2枚目の写真の壁は、クロス貼りかと思ったら、漆喰のような材料で、職人さんが鏝で塗って、江戸小紋の模様を大きくデザインしたように美しく仕上げられています。
6枚目は、コンクリートの型枠に、浮造り加工された杉板を使って、その木目を転写仕上げとなっています。40年以上前から沖縄でも使われていた工法ですが、ちょうど、私が現在配属されている現場も、同じような仕上げがあるので、凄く綺麗で良い参考になりますね~・・。 ん、・・Pコンの跡が無いけど、どうやたんだろう・・。

28階の展望台から、来年春に完成する、もう一つの高輪ゲートウェイ複合施設ビルも建設中です。
よーく見ると、規模が大きいので、工事現場内の資材や廃材を入れたt袋の量が凄いですね~
来年の春以降に、高輪ゲートウェイタウン全体が完成したら、もう一度訪れたいと思います。

そして、同じく28階の展望台から、富士山を眺める事ができます。(ガラス越しなので、写真映りは良くないですが・・)
富士山の長く引いた裾までの山容は見えませんが、冠雪した富士山を拝むことができました。
4) ミュージカル鑑賞( 東京・新橋 電通本社ビル カレッタ汐留 )


電通本社ビルは、地上48階の超高層ビルなので、下から見上げても、目がくらみますね~。
1階のカレッタ部分のデザインも近代的で、素敵です。




3枚目の写真の劇場チケット売り場、中央にある柱のモザイクタイルも、いかにもアラジンをイメージさせるかの如く、芸術的で凄いですね~。
さ~・・それでは、ミュージカル・アラジンの開演の時間です。
もちろん、ここからは写真撮影禁止なので、ご了承ください。
〈 ブログの最後に 〉
今回のブログは、「 東京・江戸ぶらり旅と近代建築物:part2 」と言う内容で、書かせてもらいました。
世界に誇る大都市、東京の一部ですが近代建築物をまじかで見た感想は、大手ゼネコンの仕事は、建物の構造体、内部の壁、天井、床のデザインから、オブジェも含め細かい部分まで、設計者(建築家)の感性をも共有し、どこを見ても、変な隙間や雑な部分が一切なく、完璧に仕上げられていました。
一般の方にとっては、当たり前のことですが、工事の計画や品質管理が徹底され、少しの妥協も許さず(許されない中で)工事をしあげたんだと感じました。
工事全体に関する細かな部分まで、配慮し、仕上がりのセンスや感性をも設計者、施工者ともに共有できないと、世界に誇れる建築物を創れないんだな・と、あらためて勉強になりました。
私も、いろんな感性にアンテナを張り、琴線に磨きをかけ、今回ご紹介したような建築物が創れるような感性を、もっと、もっと、勉強したいと思います。
でも・・・今回のぶらり旅で、1番楽しかったのは、ミュージカル・アラジンでした・・・・(笑)
泣いて、大笑いして、感動して、歌と音楽の迫力も、最高峰の舞台でした。
目の前の役者さんも、血が滲むような努力や、計り知れない練習量を乗り越えて、観客を楽しませている、プロなんだな~って思いました。
それでは、今年のブログは、今回で最後になります。みなさんも、良い年越しをお過ごしください。
建築部 久場がお伝えしました。













































