シュミットハンマー
皆さんこんにちは!建築部の新垣(仁)です。
近頃天気も悪く気温も低くなっておりますが体調は大丈夫でしょうか。
体調を崩しやすい時期だと思いますが、体調管理を徹底して病気にかからず冬を乗り越えたいですね!
さて今回掲載する内容はシュミットハンマーについてです。

現在所属している現場で僕としては初めて使用する機械だったので皆さんにも紹介しようと思います。
シュミットハンマーとは何なのか
シュミットハンマーとは、内蔵されているハンマーがばねの力でコンクリート表面を打撃し、その反発度を強度推定式に代入し圧縮強度を推定するというもの。
またシュミットハンマーという名前には、1948年にスイスのシュミット博士によって開発されたもので、自らの名前がつけられているそうです。
続いてシュミットハンマーの試験方法を説明します。
測定面の平滑化、および付着物の除去
1.コンクリート測定面は鋼製型枠を使用したコンクリートの表面と同じ程度に平滑にする。木製型枠等を使用したコンクリートの表面は、電動グラインダー等で平滑にする。
2.平滑作業によって発生したコンクリート表面上の粉末や付着物は、ウエスなどできれいに拭き取る
測定場所
1.測定場所は20×20cm以上の平滑面を有する場所を選ぶ。
※各測点間の距離は3cm以上離す。
測定方法
1.シュミットハンマーをコンクリート面に対して常に直角に打撃する。
2.測定は反動をつけず、徐々に力を加え、ゆっくりと押し付けるようにする。
3.身体の中心でシュミットハンマーを保持し、ゆっくり打撃する。
4.1ヶ所の測定場所における(20×20cm以上の範囲)20点の平均値を求め、その平均値より±20%を超える数値を異常値とみなし削除する
そして残った測定値の平均をもって評価します。
以上がシュミットハンマーの測定方法です。
シュミットハンマーはコンクリート等の建築駆体の強度を測定するための器具です。打撃を加えて返ってくる衝撃の反射から対象物の強度を測るので破壊検査等と比べると測定値の精度に難点がありますが、
最低限の確認だけならば安価な上に手軽に行えます。
以上シュミットハンマーでした。
詳しい内容は↓のURLから確認できますので、ご参照ください












































