ALC工事
みなさんこんにちは。
工事部の神谷です。
今、僕が配属されている農連市場の現場では1月26日に予定している8階躯体9階床のコンクリート打設に向けて頑張っています。
8階ということもあり風が強くとても寒いですが体調管理をしっかりし安全一番作業は二番で頑張っていこうと思います
さて今回のブログですが、農連市場で外壁に採用されたALCについて紹介しようと思います。
ALCとはAutoclaved Lightweight aerated Concreteの略で直訳すると高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートという意味です。
壁材として使用するALCは、金属網(ラス網)によって補強したALCパネルです。ALCパネルは工場で生産したものを現場に搬入して取り付けます。
工場生産なので現場では取り付けだけになるので施工にかかる時間が短縮できるのがメリットです。
今回はALCが工場で製作される流れについて勉強したので工場制作の流れについて紹介しようと思います。
まず初めに珪石、セメント、石灰岩、発泡剤のアルミ粉末と水を混ぜて混合液を作ります。
次にあらかじめ組んでいる型枠に金属網(ラス網)を組み、初めに作った混合液を流し込み、化学反応によって発砲させます。
その後、パネルが完全に硬化する前に所定のサイズに切断し、切断したパネルはオートクレープ(高温高圧蒸気釜)で完全に硬化するまで養生します。養生が終わると側面や表面の加工をし、最後に品質検査を行って完成となります。
完成したALCパネルは現場に搬入します。
現場搬入状況↓
写真で分かりにくいのですが、小さい穴がたくさんありました。
次のブログでは実際に施工している写真を載せながら施工方法について書きたいと思います。
以上。入社2年目の神谷でした。