おもろまち三丁目計画より
皆さんこんにちは。建築部の大城です。
配属されている「(仮称)那覇市おもろまち三丁目計画新築工事」では、現在、外部足場の解体や外構工事、1Fエントランス内装工事等、建物竣工に向けて各作業を進めています。
竣工に向け書類関係も進めていますが、その中に「住宅性能評価」と呼ばれる検査があります。住宅性能評価とは、第三者機関にて住宅の性能を数値化し、設計図通り建物が出来ているか検査、評価を行います。
建物に対して下記の10分野を数値化、可視化することにより、建築に詳しくない方でも建物の性能を一目で確認することが出来ます。
●構造の安全性(耐震性) ●火災時の安全性 ●劣化の軽減について
●維持管理、更新への配慮 ●温熱環境、一次エネルギー ●空気環境
●光、視環境 ●音環境 ●高齢者等への配慮 ●防犯への配慮
また、建築施工者や設計監理だけではなく、第三者の評価機関も検査を行うため、より品質の良い建物へと繋がります。
検査は竣工時だけでなく、杭工事中から行われています。評価機関が実際に現場に出向き、掘削深さや支持層、杭の種類や長さを確認しました。
基礎や構造体の鉄筋種、呼び径、かぶりなども現場で確認しました。
内部工事が始まってからは、配管回りの検査や断熱関係、内装下地等の確認も行います。
竣工検査が目前に迫っていますが、書類関係、施工関係を今一度確認し、品質に問題がないよう進めて行きたいと思います。以上、建築部大城でした。