なかがみ地域包括センター新築工事より | 株式会社東恩納組

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2021年5月31日建築部

なかがみ地域包括センター新築工事より

皆さんこんにちは、建築部の富田です。
沖縄では、新規コロナ感染者の数がどんどん増えており油断できない状況となっております。

皆さんもコロナにかからないよう十分な感染対策を心がけていきましょう。
今回は、基礎について掲載します。

基礎とは、建物の最下部にあり、上部構造からの荷重を支持地盤に伝える役割があり、建物を安全に支えるために極めて重要なものです。

 

 

 

 

 

基礎の種類は、大きく分けて2種類あり「杭基礎」と「直接基礎」があります。

 

 

 

 

 

「杭基礎」とは、建物の基礎直下に良好な地盤が無い場合に採用されるのが「杭基礎」です。良好な地盤がある深いところまで杭を設置することになるので杭基礎といいます。杭基礎にもいくつか種類があり「支持杭」と「摩擦杭」に分かれています。

支持杭 ⇒ 杭先端を硬い支持層に到達させ、杭の先端支持力で建物を支持する杭

摩擦杭 ⇒ 杭周面の摩擦抵抗で建物を支持する杭

 

 

 

 

 

 

 

支持杭には、「既成コンクリート杭、鋼管杭」・「場所打ちコンクリート杭」などがあります。

「既成コンクリート杭、鋼管杭」とは、工場で製造したコンクリート及び鋼管の杭を設置する方法です。打ち込み工法と埋め込み工法があり、打ち込み工法とは、杭打ち機械によって地中に打ち込む工法です。埋め込み工法とは、スクリューオーガーなどによって地盤を掘削ながら地中に埋め込む工法です。

あまり長い杭だと運搬ができないため、いくつかに分けたものを現場で繋いでいきます。杭の先端付近にセメントミルク(砂や砂利を混ぜていないコンクリート)を流し込むことで地盤を補強しています。

 

 

 

 

 

「場所打ちコンクリート杭」とは、あらかじめ大型の機械で地盤を支持層まで穴を掘り、そこにコンクリートを流し込むことで杭を造成する方法です。中に入って鉄筋を組むことができないので、地上で組み立てた鉄筋を落とし込むことで鉄筋コンクリートの杭にします。

 

 

 

 

 

「摩擦杭」は、杭の表面と杭の表面に接する土との間に生じる抵抗力を利用しています。
 周面摩擦力を高めるために節をつけた既製コンクリート杭などがあります。

 

 

 

 

 

 

「直接基礎」とは、地盤の浅いところに良好な支持地盤が得られる場合、構造物の荷重を直接その支持地盤で支持させる基礎です。直接基礎にもいくつか種類があり「独立基礎」・「布基礎」・「べた基礎」を説明していきます。

 

 

 

 

 

 

 

「独立基礎」とは、建物の重さを支え、基礎まで伝達するのは柱の役割です。そしてその力を地盤まで伝達するために、各柱にコンクリートの基礎を設ける方式を「独立基礎」と言います。隣り合うコンクリートの基礎同士は繋がっておらず独立しており、「点」で支える構造と言えます。

 

 

 

 

 

「布基礎」とは、建物の外周部や壁の位置に合わせて基礎を設ける方式を「布基礎」といいます。基礎がそれぞれ繋がって連続しており、「線」で支える構造と言えます。基礎は「逆T字」の形状をしていることが多く、底面積を広げることで支えられる力を大きくしています。

 

 

 

 

 

「べた基礎」とは、建物の下部全面に基礎を設ける方式を「ベた基礎」といいます。基礎が1枚の大きな板になり、「面」で支える構造と言えます。「点」や「線」に比べて地面と接する面積が大きくなるので、直接基礎の中では最も支える力を大きくすることができます。

 

 

 

 

基礎にも、直接基礎や杭基礎など様々な工法があり、建物が建つ場所や地形により基礎の工法も変わってきますので工法や施工方法を勉強し、早く一人前になれるように頑張っていきます。

今回はここまで。