クロスとは
皆さんこんにちは、建築部の新垣(仁)です。
近頃気温が低く肌寒い季節になってきましたが寒暖差で体調を崩さないよう気を付けてお仕事頑張っていきましょう。
さて今回僕が紹介するのはクロスについてです。
クロスとは
壁や天井の仕上げ方法の一種です。薄いシート状のたわみのある表面化粧材で、ビニール、紙、布などがあります。素材だけでなく、色や柄も様々あり、汚れが付きにくいもの、また拭き取りやすいものまでいろいろあります。下地には合板、石膏ボード、コンクリート、モルタルなどがあります。
クロスの種類
大きく分けてビニールクロス、紙クロス、布クロスの3種類があります。ビニールクロスは、最もポピュラーな種類で、汚れや水に強く、お手入れが簡単です。紙クロスは、ビニールクロスよりも安価で、通気性や吸湿性に優れています。布クロスは、高級感があり、柔らかな風合いが特徴です。
クロスのメリット、デメリット
メリット
* 施工が簡単で、費用が安い。
* 色や柄が豊富で、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができる。
* 汚れが付きにくく、水拭きができるものもある。
デメリット
* 耐久性が低く、数年で張り替える必要がある。
* 湿気に弱く、剥がれやカビが発生しやすい。
* 継ぎ目が見えてしまうことがある。
デメリットにもあるようにクロスは湿気に弱く居住後に継ぎ目が開いてきたり、角の部分が突合せになっている部分が開いてきたりすることがよくあります。
クロスの施工方法
クロスの施工には、下地処理、クロスの裁断、クロスの糊付け、クロスの貼り付け、クロスの押さえといった手順があります。
下地処理
クロスの施工の前に、壁や天井の表面を滑らかにし、汚れや埃を取り除く作業です。
クロスの裁断
クロスの幅と長さを測り、必要なサイズに切断する作業です。
クロスの糊付け
クロスの裏面に糊を塗布する作業です。クロスの貼り付けは、糊を塗布したクロスを壁や天井に貼り付ける作業です。
クロスの押さえ
クロスを貼り付けた後に、ローラーなどでクロスをしっかりと押さえつける作業です。
さて今回はここで以上となります。
クロスの施工は、専門の業者に依頼することもできますが、DIYでも可能なので、費用を抑えたい場合や自分でクロスを張りたい場合は、DIYに挑戦してみても良いでしょう。
では体調に気を付けて、ご安全に!