ナニコレ?屋上のキノコの正体とは、、、
こんにちは!
建築部新城です!
ここ最近は、天気の悪い日が続いていますねぇ。
平日はともかく休日まで雨続きなので、洗濯物干せない、バイクにも乗れない、ジメジメベタベタしていて気分が全く上がりません。晴れてもコロナで外出を控えないといけないとはいえ、僕は天気が晴れるだけでも気持ちが上がるタイプの人間なので、早く晴れてほしいものです!
そんなことはさておき、今回は『ジメジメといえばキノコ!』という無理やりな発想から、キノコ状の物体が屋上で見つかったのでご紹介します。
まずその写真がこちらです↓
※ライオンズ宜野湾ベイサイドシティ引用
見えました?アップするとこんな感じです↓
キノコッ、みたいでしょ?(汗)↓
・・・無理でしょうね。なんかすいません。
気をとりなおして、答えです!
これは、通気弁といいます!
役割としては排水管の流れをよくするために設置されており非常に重要な役割を果たしています。
今回はそんな通気弁をご紹介します!
(ダンドリープロさんのHPから引用)
・まず排水管とは、
排水管とは、トイレや洗面所、キッチン等の使用した水が流れ出す配管の事をいいます。
集合住宅では、1本の排水管から枝分かれして、各部屋につながっているのが普通です。
これとは真逆の給水管も存在します。給水管は、手を洗ったり洗濯に使用したりできる、清潔な水を送っています。
・仕組み
次に仕組みですが、給水はそのまま水圧で出すことができます。
ですが、排水はそう簡単にいきません。
通気弁が無い配管のみで使用した場合、水は流れずに逆流、もしくは溜まったりすることもあります。
イメージとしては、水が入ったホースの片方の口を塞いだ状態と同じです。このままホースを持ち上げると水は重力に従って出ようとしますが、片方の口を閉じているため、閉じている部分が真空になり水が引っ張られ結果、水は出なくなります。それでも無理やり流そうものならサイフォン現象により上階の排水が下階の部屋へあふれ出すことに、、、。
つまり空気の出入りが必要なのです!そこにこの通気弁を取り付ければ排水管の中で真空にならずスムーズに流れることができます!
通気弁に関しては以上になります。
通気弁は匂いの問題があり、屋上に設置されることが多く、基本的には見ることはできません。ですが、知っておくことで役立つことがあるかもしれません!(多分。)
頭の片隅にでいいので入れておいて下さい!(笑)
今回は給水管にも少し触れましたので、次回は給水管を取り上げようと思います!
建築部新城でした!