ライオンズ宇地泊より
皆さんこんにちは! 建築部玉城です。
1年が過ぎるのも早いものでもう12月、終わりと始まりが近づいてきましたね。
今年はいろいろな出来事がありましたから切り替わりに合わせて悪いものを全部入れ替えていきたいところです。
さて、前回でお伝えしたように施工の手順等を写真を交えて説明していきますよ。
今回は墨ポインターの穴ふさぎです。
一応おさらいとして墨ポインターとは何なのかを大まかに載せておきますね。
墨ポインター:下階の親墨を上階に上げるための穴をスラブに空けるため、打設前に事前にセットしておくもの
になります。
打設後にボウリングのぴんのようなものを引き抜くと下の図のように貫通した穴が開き、その穴からさげ振りやレーザーなどを用いて上階に墨をあげていきます。
おさらいはここまでとしまして
施工手順に移っていきたいと思います。
まず最初に下地処理を行っていきます。
下地処理、つまりは打ち継ぎ面の汚れ、油分、レイタンスや付着物を取り除くことですね。
下地処理が終わりましたら、次に接着剤を混ぜていきます。
使用している接着剤が二液性のため、比率に注意して撹拌します。
多すぎても少なくても硬化不良を起こしてしまう為とても重要な部分ですね。
そして次に接着剤を塗布していきます。
側面にもしっかりと塗布していきます
化学相互作用の接着剤は可使時間があり、時間内に施工しないといけない為段取りよく作業をしなければなりません。
そしていよいよ流し込みます。
あとは表面を均し、硬化が終わるまでの間しっかりと養生して終わりとなります。
文字に起こすと
下地処理 → 接着剤混合・塗布 → 打設 → 養生 となります
今回はここまでとなります。
外出もなかなかままならない日々が続いておりますが、コロナウイルスに限らずウイルス対策をしっかりと行い周りの人も自分も守る心構えで過ごしていきましょう。
では以上、建築部 玉城でした。