久茂地7号(甲辰橋)橋梁整備工事(その5)より – 株式会社東恩納組

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2022年6月30日建築部

久茂地7号(甲辰橋)橋梁整備工事(その5)より

みなさん、こんにちは!建築部の当銘です。

現場が久茂地川沿いということで、

~久茂地川の生き物たち~

泥まみれじゃないトントンミーが撮れました。

魚の群れもいます。(分かりづらいですが、真ん中あたりです。)

先日、大きいカニを見つけましたが、あいにく撮影出来ませんでした。

またの機会に撮りたいと思います。

 

 

 

ではでは、本題に移りまして。

今回は比重についてです。

この大型土のうは1袋、約1㎥の容量があり、中には砂が入っています。

重さは単純に1tでしょうか?

答えはNoです。

 

もう少しイメージしやすく言うと・・・

1㎥の容器を2つ用意し、片方は水、もう片方は砂を入れた場合、重さは同じでしょうか?

答えはNoです。

 

なぜNoなのか。

それは比重が関係していて、1㎥あたりの単位質量が水と砂では違うからです。

 

比重とは、ある物質の質量基準となる物質の質量とののことです。

ある物質とは、ここでいう

基準となる物質は、です。(液体・個体の場合は水、気体の場合は空気)

 

簡単に言えば、水と比べて重いか軽いかを値で表したものとも言えます。

例えば、水を1として、砂が水より倍重ければ比重は2になり、逆に半分の重さであれば比重は0.5になるわけです。

 

これは、沖縄県の単位体積質量(=密度)の資料です。

これによると、砂の単位質量は1740㎏(1.74t)、水の単位質量は1000㎏(1.00t)となっていて、砂は水より重いということがわかります。

 

物質の質量、体積、密度の関係を表した図です。

(算数で習った“きはじ”に似ていますね。)

これをもとに計算すると、

砂の密度=1.74(t)÷1.00(㎥)=1.74(t/㎥)

水の密度=1.00(t)÷1.00(㎥)=1.00(t/㎥)

砂の比重=砂の密度÷水の密度=1.74(t/㎥)÷1.00(t/㎥)=1.74

となります。

ちなみに、比重に単位はありません。

計算上、同じ単位同士の割り算により単位が打ち消されるからです。

 

 

今回はここまで。

上の表にあるように、砂以外にも土砂や石など、様々な物体に比重はあります。

比重が分かれば、重さの計算がしやすくなります。

ただ、物質自体が乾燥しているか、湿っているかによって比重が変わるものがあるので、そこは注意したいと思います。

 

 

梅雨が明けて、連日とても暑い日々が続いております。

土木現場は、炎天下との付き合いですので、ぶっ倒れないよう気を付けたいと思います。

日頃、デスクワークという方も、エアコンの効いた室内から外に出ると、気温差が激しいと思いますので、大量の汗には注意ですね。

では、建築部 当銘でした。

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