二級建築士について – 株式会社東恩納組

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2023年12月19日建築部

二級建築士について

皆さんこんにちは!建築部の小橋川です。

今年も残すところわずかとなりましたが、お元気でお過ごしでしょうか。

今回は今勉強している建築士、主に二級建築士について書いていきます!

二級建築士とは?

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「建築士」には、一級建築士、二級建築士、木造建築士の3つの資格があります。その中でも取得しておくべきなのが「一級建築士」と「二級建築士」です。

 

そもそも建築士とは、建築物の設計や工事監理を行う人を指します。そして級が異なると、担当できる「物件規模」と「構造」が異なります。

一級建築士は二級建築士の上位資格であり、担当可能な物件に制限がありません。そのため商業ビルや高層マンションなどの設計が可能です。

一方で二級建築士には、設計できる物件の規模と構造に制限があります。簡単にまとめると、戸建住宅などの小規模な建造物は可能ですが、マンションやビルといった大規模物件は設計できません。

 

【二級建築士の設計範囲】

  • 建物の構造:木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、石造、れんが造、コンクリートブロック造、無筋コンクリート造(学校や病院などの公共施設は、延べ面積500㎡以下のもの)                                                                  
  • 木工建築物の規模:高さ13mかつ軒の高さが9m以下2・3階では延べ面積1,000㎡以下
  • 木造以外の建物の規模:高さ13mかつ軒の高さが9m以下延べ面積30~300㎡以内
  • その他の構造の建築物(木造以外):延べ面積1,000㎡以下

【受験資格】

二級建築士試験を受けるためには、以下のいずれかの条件(学歴要件、実務経験要件)を満たしている必要があります。

学校で建築関連の指定科目を履修する

二級建築士試験を受験するためには、大学・短大・専門学校・高等学校で指定科目を履修する必要があります。

学校卒業後すぐに受験することで、在学中に試験対策に時間を割くことができ、学校で学んだ知識を忘れずに試験に臨めることができます。

指定科目とは?

指定科目とは、国土交通大臣の指定する建築に関する科目のことを指します。
指定科目を所定の単位数履修することで、二級建築士試験の受験資格を得ることができます。

二級建築士の指定科目は、以下の通りです。

科目 単位数
①建築設計製図 3単位
②建築計画 2単位
③建築環境工学
④建築設備
⑤構造力学 3単位
⑥建築一般構造
⑦建築材料
⑧建築生産 1単位
⑨建築法規 1単位
①〜⑨の合計 10単位
⑩複合・関連科目 適宜
①〜⑨+⑩の合計 40単位 30単位 20単位
受験資格 卒業後0年
免許登録資格 卒業後0年 卒業後1年 卒業後2年

上の表だとわかりづらいため簡単にまとめると建築科の高等専門学校、高等学校 専門学校、大学を卒業した人は卒業後実務経験なしで受験できます。

これに対し建築関連の学歴なく、指定科目を履修していない場合は、7年間の実務経験を行うことで、二級建築士の受験資格を得ることができます。

二級建築士の免許登録要件とは

二級建築士の試験に合格しても、すぐに二級建築士を名乗ることはできません。所定の実務経験年数を満たした上で、免許の申請をする必要があります。この申請が受理され、無事に免許登録されると、晴れて二級建築士となります。

免許登録に必要な実務経験の年数は、下表の通りです。

建築に関する最終学歴または資格 実務経験年数
大学
短期大学
高等専門学校
不問
高等学校
中等教育学校
卒業後2年以上
都道府県知事が同等以上と認める者 所定の年数以上
建築設備士 不問
建築に関する学歴なし 7年以上

上の表を見るとわかるように建築に関する大学、短期大学、高等専門学校を卒業した人は卒業後二級建築士を合格すると実務経験なしで免許を交付されますが高等学校、中等教育学校を卒業した人は卒業後すぐに受験することはできますが合格をしても2年以上の実務経験を積まないと免許は交付されません。なので二級建築士を最短でとれる年は20歳となります。

二級建築士の「総合」合格率

二級建築士試験について、平成30年~令和4年における総合合格率は以下の通りです

平成30年~令和4年における二級建築士の平均合格率は、24.54%です。国家資格の中でも、やや難しい部類の試験です。合格するためには、十分な対策が必要となります。

二級建築士の「学科の試験」合格率

二級建築士の「学科の試験」は、毎年約18,000~20,000人が受験しています。平成30年~令和4年における平均合格率は41.15%です。

二級建築士の資格を取るには、まずこの「学科の試験」をパスすることが必須条件です。

二級建築士の「設計製図の試験」合格率

二級建築士の「設計製図の試験」は、毎年11,000人前後が受験しています。平成30年~令和4年における平均合格率は51.07%で、「学科の試験」に比べると合格率が高いことが分かりますが学科を受かった半分の人が落ちていると考えると高い合格率とは言えません。

学科試験免除の仕組み

令和2年【2019年】から建築士法改正!何が変わるのか?二級建築士試験 | おっさん*クエスト

 

上記でもあったように学科試験を通過した半分近くの人が製図試験に落ちています。その場合次の試験も学科試験を受けるのではなく学科免除が2回(有効期限は5年)ついてきます。なのでその2回までに受からなければまた学科からの受験になります。

以上が二級建築士についての内容でした。

私も二級建築士合格に向けて勉強中なので1発合格を目指して頑張っていきたいです。

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