杭工事 – 株式会社東恩納組

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2015年10月20日建築部

杭工事

みなさんこんにちは。
工事部の神谷です。
風も冷たくなってきたので風邪ひかないように体調管理しっかりしていきましょう。

さて今回のブログでは杭工事について書いていこうと思います。
杭工事については前http://www.higashionna.co.jp/2015/07/13/に書いたことがありますが、今回は杭工事の工法の種類を説明したいと思います。

杭工事の工法は大きく分けると二つありまして、打撃工法と埋め込み工法があります。
打撃工法とは杭をハンマーによって杭頭(くいとう:杭の上端部)に衝撃力を与え、地盤に打ち込んでゆく方法です。

ハンマーとしては、ディーゼルハンマーや油圧ハンマーがあり、ディーゼルハンマーはシリンダー内でディーゼルエンジンを爆発させ、ラム(ピストン)を上方に打ち上げます。それを自由落下させることにより下方に打ち込む力となります。それを繰り返すことで杭を打ち込んでいきます。
現在は、騒音や油煙の飛散の問題からディーゼルハンマーは市街地ではほとんど利用されません。
イメージ図
ファイル 754-1.jpg
油圧ハンマーは油圧によってラムを所定の高さに持ち上げ、油圧を開放することによって
ラム(ピストン)を落下させ杭頭を打撃して杭を打ち込む方法です。
ディーゼルハンマーに比べて油煙の飛散がなく騒音や振動が少ない工法です。
次に埋め込み工法とは、地盤に杭を挿入するための穴をあけ、その穴に杭を埋設する工法です。埋め込み杭工法は、打ち込み杭の欠点として騒音と振動があり、この欠点を減少させた工法が埋め込み工法です。
埋め込み工法はアースオーガーという地面に穴をあける機械で穴をあけ、セメントミルクを呼ばれる根固め液を注入し、その穴に杭を挿入して最後に油圧ハンマーを使用して打ち込む工法です。
イメージ図
ファイル 754-2.png
最後に杭工事はなぜ必要になるか簡単に説明いたします。
日本は、世界的にも地震が多く地盤が弱い国で、杭工事というのは建物を支える基礎工事の一つで特に地盤が弱いところで行う工事です。
もし施工不良があると不同沈下が生じる可能性があり、不同沈下が生じると、建物の傾きやのひび割れ、ドア・窓の開閉が出来なくなる等いろいろな問題が起こります。
問題が起こるのは建物だけでなく、傾いた家に住むことでめまいや肩こりが起きやすくなり健康への悪影響もあります。
不同沈下を復旧するための費用は建設費の半分から建設費と同等以上必要になることもあります。
建物が建ってしまうと見えない工事なのですが、見えない工事だからこそ絶対に施工不良があってはならない重要な工事です。

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