勝連南南風原より – 株式会社東恩納組

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2015年10月19日建築部

勝連南南風原より

こんにちは、工事部長嶺です。
今週半ば当たりより台風24号の影響が出そうですが、当現場は
屋根及び外壁工事、外構工事で、今来ますと、強風・雨等の影響に
より工事施工が出来ない状況になります。
若干外れ始めていますが、今後の動きに要注意です。
当、現場国際物流高度技術製造業賃貸工場3号棟は工期が、
12月26日と特に10月~11月が工事施工の山場となります。
今後の気象条件しだいでは、工期に影響します。

前回ブログにて鉄骨の建方並びに土間コン打設
の施工状況を紹介しましたが、
現場進捗の説明の前に、前回の土間コン(フライアッシュコン)の解説を
少しばかり入れたいと思います。

フライアッシュは、コクリート混和材として非常に有効である為、国土交通省
の特定調達品目にも認定されています。しかしAE材を吸着し、
エアロスやスランプロスが起こるなど、生コンのフレッシュ性状に、
悪影響を及ぼすなどの難点があり、余り利用されていませんでした。
今回のフライアッシュコンクリートとは石炭火力発電所で発生する
石炭灰(フライアッシュ)を混合した生コンクリートの事で土木工事だけで
なく建築工事でも使用する事が出来る様に加工・改良されたものを
「高品質フライアッシュ」と言います。
高品質フライアッシュは生コンクリートに混合すると「流動性が向上、単位水量を
低減できる」「粘性が上がる事で材料分離を防ぐ」などの施工性をよく
する作用があります。

今回はフライアッツシュの有効利用における課題を克服したフライアシュの
利点を紹介しました。
次回は、フライアッシュの材料の製造工程及び最大の特徴(利点)を説明
します。

次に、現場進捗状況説明を簡単に紹介します。

・外壁押出成形セメント張り状況
ファイル 753-1.jpg
・屋根上葺き材本葺き状況
ファイル 753-2.jpg
・賃貸工場施工状況
(防火壁ALC板取付、重量シャッター取付、内部足場組立)
ファイル 753-3.jpg

いよいよ鉄骨軸組に外壁仕上げ張り、屋根上葺き材本葺きと、建築
用途であります賃貸工場の姿が出来上がってきました。
次回は外壁に塗装をする施工の紹介ができると思います。
・・・勝連南風原からでした~。