鉄筋コンクリート造
皆さんお疲れ様です。建築部の内里です。
今日は、鉄筋コンクリート造(RC造)について調べたので書いていこうと思います。
まず、鉄筋コンクリートとは、鉄筋とコンクリートを組み合わせた材料のことで、コンクリートはセメント、水、細骨材、粗骨材を混合して硬質化させた建材で、圧縮(押される力)には強いですが、引張りの力には弱い性質があります。
そこで引張力に強い鉄筋を組み合わせることで、お互いの弱点を補った材料となります。
鉄筋コンクリート造とは、主に柱や梁、床・壁が鉄筋とコンクリートで構成されていて、鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込んで固めたものを指します。
自分が配属されている現場では基礎の鉄筋の組み立てが始まってるのでその写真を掲載します。
鉄筋コンクリート造のメリットについて調べてみました。
・耐震性が高い
鉄筋コンクリート造(RC造)は、非常に高い耐震性・耐久性が特徴です。
鉄筋が引っ張る力に耐え、コンクリートが圧縮による力に耐えるため、建物が倒壊するリスクが低いというメリットがあります。
・耐火性に優れている
主材料であるコンクリートは不燃材であるため耐火性に優れ、火災に強いことも特徴です。
鉄筋コンクリート造(RC造)は火災によって温度が上昇しても強度が下がらず、燃えないため有毒なガスも発生しません。
・遮音性が高い
鉄筋の間にコンクリートを流し込んでつくる鉄筋コンクリート造(RC造)は隙間ができにくく、遮音性・防音性に優れています。
生活を送る上で生活音や騒音はストレスやトラブルのもととなるため、遮音性の高さは大きな利点といえるでしょう。
・建物の寿命が長い
主要構造部が鉄筋とコンクリートでつくられ、非常に丈夫な鉄筋コンクリート造(RC造)は建物の寿命が長いということも特徴の一つです。
法定耐用年数も47年と長く、鉄筋コンクリート造の住宅は適切なメンテナンスを行えば100年以上もつともいわれています。
建築はとても難しくて理解するのに時間がかかり、今は周りの先輩方に迷惑かけてばかりですが、努力して少しづつでも成長し先輩方のサポートができるように勉強していきます。
ご覧頂きありがとうございました。