音響5 – 株式会社東恩納組

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2024年10月23日建築部

音響5

こんにちは、建築部の花城です。

今回は前回に引き続き2級建築施工管理の範囲から騒音について書いていこうと思います。

 

【騒音】

  • 騒音とは

その人にとって必要としない音、苦痛を与えたりする音を騒音といいます。
心理的な個人差もありますが、大出力の雑音ばかりでなく、純音や音楽、あるいはごく小さな音でも、会話の聴取の妨害、安眠妨害など、聞かされる人、状況によっては騒音となります。
また、騒音は、空気密度の粗密により伝播する空気伝搬音と、構造体を伝わってくる振動により発生する個体伝搬音があります。

 

  • 騒音レベル
    • 騒音レベルは、日本産業規格で定める普通騒音計のA特性(騒音を耳で聞いたときに感じる大きさになるように、周波数を聴感補正した回路を通したもの)で測定します。
    • この値を騒音レベルといい、㏈(A)で表されます。

 

  • NC値
    • 周波数帯域ごとのうるささを表したNC曲線で許容値を示すこともあります。
    • NC値は小さいほど静かに感じます。
    • 騒音の感じ方は、同じ音圧レベルでも、一般に高音の方が低音よりうるさく感じます。

 

  • 室内騒音の許容値

騒音レベルによる許容値は、図書室は45㏈(A)であるが、住宅の寝室は40㏈(A)であり、図書室よりも住宅の寝室の方が小さいです。

5)床衝撃音

床衝撃音には、靴音や食器の落下など軽くて硬い軽量床衝撃音と、子供の飛び跳ねなど重量床衝撃音があります。

 

今回はここまでとします。最後まで御清覧ありがとうございました。