「ライオンズ宜野湾ベイサイドシティ新築工事」より4月度近況報告 – 株式会社東恩納組

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2021年4月28日建築部

「ライオンズ宜野湾ベイサイドシティ新築工事」より4月度近況報告

ブログをご覧の皆さん、約1ヵ月ぶりの再会となります。
建築部の上地です。

さて、我が「ライオンズ宜野湾ベイサイドシティ新築工事」は、躯体作業は昨年8月初旬より上部躯体作業に移行しまして、 現在は15階躯体まで進捗を伸ばし(5/1コン打設予定)、仕上作業は12階のサッシを建て込むまで進捗してまいりました。
4月末の出来高が予定で71%に対して実施では72%と若干早めに進捗している状況であります。
なお、本足場の棟上げが4/16(金)に無事完了しました。最高高さ約50mの足場組み”鳶さん大変お疲れ様でした”後は足場解体も無災害で乗り切ろう!

※R3年4月16日(足組上げ無事に完了)

それでは、今回のブログ内容ですが、躯体工事の完了に伴い、いよいよ外構工事の事も頭の中によぎってまいります。そこで、今回のブログの内容は本工事においての外構工事の進め方の概略を説明します。

外構作業手順図

※手順図の上面を北側と判断してください。

【手順①】北側擁壁①及び西側擁壁①及び南側擁壁①

●本体躯体工事完了後に、足場取合い以外の施工可能部分を先行する。
※最高高さH2,000程度のL型擁壁に、H800のフェンスを設置する
※西側擁壁①の施工が非常に困難である(隣接敷地の占用が無理)

【手順②】南側擁壁②

●本足場解体後にまず、着手したい部分である。
隣地には外人用アパートがあり、その敷地内に仮囲いを設けての施工の為、一番に第三者に気を遣う施工となる。
※最高高さH1,800程度のL型擁壁に、H800のフェンスを設置する
※隣地住民が外人という事で、コミュニケーションの取り方に難あり
※隣地の構造物の撤去も有り、隣地オーナーの理解が不可欠である

【手順③】北側擁壁③

●本足場解体後次に、隣地が遊歩道となり、特段気を遣う部分が本工事では比較的やり易いヶ所と考える。
※最高高さH2,000程度のL型擁壁に、H800のフェンスを設置する
※遊歩道側の側溝への敷地内からの雨水の放流が有り、レベル管理要

【手順④】東側縁石設置

●構造物の設置はほとんどなく、縁石や植栽帯の作業がメインである
※歩道の切下げ部分は、新規乗り入れ車の動線を調和させる
※本工事からの公共施設への埋設繋ぎが多い部分で、歩道の修繕も多い
※建物の顔となる部分で、施主側としてはかなり意匠に気を配る箇所

【手順⑤】北側擁壁⑤

●本来、手順①と同調して施工したい箇所だが、外構工事においてもこの部分が搬入経路として、重要な部分の為、擁壁の一番最後の着手となります。
※最高高さH2,000程度のL型擁壁にH800のフェンスを設置する
※遊歩道側の側溝への敷地内からの雨水の放流が有り、レベル管理要
※完成時にはバルグ置場の用途になる部分であり、共用後は乗入無不可

【手順⑥】舗装

●外構工事の大詰め作業であり、駐車場のアスファルト舗装や車止め設置・ライン引き等の作業となる
※駐車場車輛28区画
※雨水用暗渠の設置
※バイク置場や自転車置き場も併設
※EV車用の充電設備の設置

【手順⑦】植栽

●建物へのアプローチ部分集中する植栽工事で建物の印象を和らげる作業となる
※高木は7本程度
※群生植栽が他を占める

 

以上、今回は外構作業の進め方をメインにまとめましたが、このシナリオのように運べれば幸いです。
とかく外構工事は、隣地に左右される部分が多く、工事で一番気を遣うラストスパートにあたる期間です。
良い報告ができることを祈念して、今回のブログを閉めたいと思います。それでは来月にまたお会いしましょう。

By 建築部 上地 透

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