【 中小企業振興会館 鉄骨建て方開始 】 – 株式会社東恩納組

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2023年2月27日建築部

【 中小企業振興会館 鉄骨建て方開始 】

工事名称:中小企業振興会館建設事業施設建築物新築工事(建築・昇降機)

みなさん、こんにちは~ 建築部の久場です。

今日は、令和5年2月の現場進捗状況を報告したいと思います。

2月初旬に、基礎部分の埋戻しが完了し、2月14日から、鉄骨建て方がスタートしています。

〈 鉄骨部材の現場受入検査状況写真 〉

現場に搬入してきた鉄骨の柱や梁などは、鉄骨製作工場での製品検査もしているのですが、鉄骨工場や、ヤードでの運搬や仮置き時に、鉄骨にキズが付いていないか、接合部や柱溶接部に浮き錆がないか、などを現場搬入するごとに、念入りにチェックします。

現場受入検査が合格すると、鉄骨の建て方作業を行います。

〈 鉄骨建て方状況の写真 〉

建て方ベース(青色のジャッキ)をつかって、ネジを締めたり、緩めたりして、柱の傾きを数ミリ単位で調整し、垂直に建てる事ができます。

こちらは、建て方エース(シルバーの機材)で、先ほどの建て方ベースと同じように、ネジを締めたり、緩めたりして、2節目の柱も垂直になるように細かい調整ができます。

その他にも、溶接部のルートギャップ(間隔)を均一に調整するためにも、使用します。

私自身は、鉄骨造は5年ぶりとなりますが、その時はワイヤーをたすき掛けにして、引いたり、緩めたりして鉄骨柱の垂直調整をしていましたが、建て方ベースや建て方エースすといった便利な機材を使用する事で、鉄骨建て方もスムーズに進める事ができるようになりました。

本土の方では、だいぶ前から、こういった便利な機材を使用しているようです。

〈 鉄骨建て入れ検査状況の写真 〉

鉄骨建込が終わると、工区ごと自主検査を行い、垂直性を確認し、許容より誤差が大きい場合は、修正調整を行います。この時は、誤差2mm以内でしたので、そのまま設計監理者へ確認してもらいました。

設計監理者に確認してもらい合格すると、接合部の仮ボルトを本ボルトに入れ替え、本締め作業を行います。

〈 2月24日現在の鉄骨工事進捗状況の写真 〉

現在は、鉄骨建て方が約1/5程の進捗ですが、3月後半には、鉄骨工事が完了する予定となっています。

資材搬入などは、通行止めや、片側交互通行による交通規制を行いながら、作業をしています。

近隣の皆様の車両や一般車両の皆様には、交通規制の際に、迂回して頂いたりと、ご協力して頂き、感謝の言葉しかありません。

これからも、より一層、安全作業を徹底して工事を進めていきたいと思います。

今回のブログは、これで終わりたいと思います。 建築部 久場がお伝えいたしました。