【 西原グリーンセンター自走式駐車場新築工事のご紹介 】 – 株式会社東恩納組

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2022年2月16日建築部

【 西原グリーンセンター自走式駐車場新築工事のご紹介 】

建築部の久場です。

今回は、ブログタイトルにもあります、西原グリーンセンターの立体駐車場新築工事をご紹介したいと思います。

西原グリーンセンターでは、ゴルフレンジや、ゴルフショートコース、フィットネスクラブあり、24時間営業と言う事もあり、いつも大勢のお客様で、大盛況です。

そんな事から、施主の西原グリーンセンターでは、お客様の駐車場を確保する為、立体駐車場を新築する事となりました。

〈 完成予想パース 〉

完成予想パースの左側にも現在、お客様が使用できる、大きな駐車場があります。

それでは、現在杭工事の最中なので、その様子をご紹介したいと思います。

〈 現場に搬入した、PHCパイルの品質確認 〉

・ひび割れ検査

・仮置き枕木の支点位置の確認

・その他、異常や不具合箇所が無いか目視による確認

 

 

 

 

・JISや種別の確認

・製造年月日の確認(杭製造後の養生期間の確認)

 

 

 

 

 

・長さや、杭径の確認

 

 

 

 

 

・オーガー掘削前の現況地盤高の確認

 

 

 

 

 

・測量機器による、オーガードリルの垂直性の確認

 

 

 

 

 

・オーガー掘削中の電流計の確認

(固い地盤ほど、電流計の電圧があがり、オーガードリル先端が、支持層に到達したのかの目安になります)

 

 

 

・オーガーを引き抜き、ドリル先端の土質を確認

(支持層の島尻泥岩の確認)

 

 

 

 

・オーガードリル先端から採取した島尻泥岩をボーリング調査土質サンプルと比較し、確実に支持層である事を確認

 

 

 

 

・油圧ハンマー打撃による、リバウンドの測定

(10回打撃し、1回あたりの平均値で何ミリ沈下するかで、杭の最終支持力を換算し確認)

 

 

 

・杭の最終貫入量の測定

(杭先端深さの測定)

設計GLよりレベル管理します

 

 

 

・最後に、杭の内部に巻き尺をおろして長さを検尺

※杭が折れたりしていると、規定長さに変化があったり、中に水が溜まってたりすると、杭が折れたり、ひびが入っている可能性があるので、正常に杭打設が完了できたかの確認をします。

 

杭施工写真は、1本ごとの工程写真が多く、今回の施工写真は、抜粋してのご紹介となります。

杭施工の品質は特に重要事項です。

・使用する杭の品質は、大丈夫か?

・支持層の確認は、確実か?

・確実に支持層まで、杭先端が到達しているか?

・杭先端の支持層への根入れも確保されているか?

・杭打撃のリバウンド測定での支持力は十分か?

・打設し終わった杭は折れていないか、正常か?

他にもいろいろありますが、主に上記内容を管理しています。

 

〈 まとめ 〉

近年では、杭施工や、免震施工の改ざんなどの不正など、あってはならない問題が発覚して、ニュースにも取り上げられたりしています。

そんな中でも、(株)東恩納組として、一人の建築現場員として、すべての工事に、プライドを持ち、確実で誠実で、確かな品質の施工を行いたいと思います。

 

〈 最後に 〉

西原グリーンセンターのゴルフレンジ、フィットネスクラブは、駐車場工事期間中も営業してますよ~!!

施設内では、美味しいかつ丼や、カキフライ専門店も営業しています。

第二駐車場もありますので、お客様の来店をお待ちしています。

以上、建築部の久場でした。