なかがみ地域包括センター新築工事 地盤改良杭 [ 施工の流れ ] – 株式会社東恩納組

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2020年7月29日建築部

なかがみ地域包括センター新築工事 地盤改良杭 [ 施工の流れ ]

皆さん初めまして。

今年、4月に入社した建築部の小浜です。

今回、初めてブログを投稿します。

初投稿の内容は、地盤改良杭の施工の流れについてです。

 

私が配属されている現場では、地盤改良杭(SSコラム工法)という施工方法を採用しています。

SSコラム工法は、主にビルや店舗、住宅などの建築物や道路、橋梁、擁壁などの構造物の基礎を支える地盤改良工事に用いる工法で、セメント系固化材と水を混ぜ合わせたセメントミルク(スラリー)を地盤中に注入し、原位置土と機械的に攪拌混合することにより地盤中の柱状の安定した均質な改良体(ソイルセメントコラム)を築造する工法です。

※地盤改良には構造物の沈下を防止するという大事な目的があります。

それでは施工の流れを写真と合わせて説明していきます。

撹拌機

撹拌機とは、スラリー状のセメント系固化剤を撹拌機の掘削翼に設けた噴射口から地盤中に注入し、原位置土と機械的に攪拌混合することにより地盤中に柱状の改良体を築造するためのものです。

1.杭芯セット
※改良機の傾斜盤で確認し、垂直にリーダーを立てる。

2.注入混合攪拌状況
※杭芯ずれに注意しながら、掘削する。

3.削孔完了
※改良機に装備しているトルク値で確認し十分なN値であることを確認。

 

4.引き抜き攪拌状況
※攪拌翼を逆転で回し、撹拌した土を押えながら引き上げる。

5.施工完了

という流れになります。

ブログ初心者ですので、気になる点もあるとは思いますが、勉強し、よりわかりやすく伝えることができるよう、頑張っていきますのでこれからよろしくお願いします。

 

以上、建築部の小浜でした。

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