なかがみ地域包括センター新築工事について – 株式会社東恩納組

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2020年10月7日土木部

なかがみ地域包括センター新築工事について

皆さまこんにちは、土木部の玉城です。

新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が懸念されますが、うがいや手洗い、マスクの着用など感染対策を徹底していきましょう。

私が担当する「なかがみ地域包括支援センター新築工事」では現在、土工事を施工しております。

今回のブログでは土木の基本である「盛土」について説明していきます。

盛土とは、低い地盤や斜面に土砂を盛り上げて高くし、平坦な地表を作る、または周囲より高くする造成工事のことをいいます。

盛土の締固めの施工方法として「巻出し」があります。

「巻出し」とは盛土施工箇所や土捨て場などで、運んできた土を層状に敷き広げることです。

巻出しの管理方法を写真にて説明していきます。

1.管理方法として埋戻し前に巻出し厚の確認を行います。今回は路体の盛土になりますので厚みは30cmとなります。

2.バックホウにて盛土材として良質な土砂を投入します。

3.1層ことにバックホウにて盛土材を平坦に敷均します。狭い個所につきましては人力にて敷均しを行います。

4.今回は小規模な埋戻しになりますので1t振動ローラーを使用して締固めを行います。その他にもタイヤローラーやコンバインドローラーなどの締固め機械もあります。

5.締固めが行いにくい狭い箇所はタンピングランマーやコンパクトプレートなどで転圧します。(写真はタンピングランマーとなります。)

6.締固めの完了となります。

このようにして1層ずつ丁寧に盛土の締固めを行うことで、地盤沈下のしない良質な地盤を築堤することができます。

今回はここまでと致します。

完成まで気を引き締めて、一つ一つの作業を丁寧に取り組んでいきます。

最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。

以上、土木部の玉城でした。

 

 

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