浦添現場より – 株式会社東恩納組

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2020年10月8日建築部

浦添現場より

皆さんこんにちは、建築部 東江です。

車の免許を持っている方はもちろん聞いたことがあると思います。“内輪差と外輪差”狭い道を曲がったり、車庫入れや縦列駐車したりするのがどうしても苦手という人はよく聞いていたと思います。

内輪差・外輪差とは、車が曲がる際の前輪の動きと後輪の動きが描く軌跡の差のことです。

【内輪差】

【外輪差】

内輪差・外輪差の感覚を誤って運転すると思わぬ事故になることもあります。

“ 傷のある車両。よく見ますね ”

建築現場では大きな車両で資材を運んだりする際、この内輪差・外輪差に注意する必要があります。

大型車やトラックなどホイールベース(前輪と後輪の中心の距離)が長い車ほど軌道のズレが大きくなります。

現場の条件によっては、道路が狭かったり出入口が大きく取れないなどがあります。

公共の道路を大きくすることもできない。両側には隣の塀がある。

資材の搬入回数は減らしたい。一度に効率よく運びたい。

色々考えながら、事前に調査や打ち合わせを行い搬入車両の大きさを決めていきます。

 

内輪差と外輪差による事故を防ぐためにも、カーブを曲がる際は内輪差と外輪差を意識しながら、細心の注意を払って運転することが重要です。

事故を防ぐための運転のコツとして下記のことに注意するとよいそうです。

 1、サイドミラーで後輪を確認する

 2、後輪の軌道をイメージする

 3、ハンドルを切り過ぎない

 4、ハンドル操作を少し遅らせる

 5、内輪差を気にしすぎて大回りしすぎない

それ以外にも現場では、運転者以外の誘導員を配置し、事故を起こさないようにします。

どこの現場も、色々な条件の中で工事を行っています。

事故の無いように、作業を進めていきましょう!

以上 建築部 東江でした。

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