なかがみ地域包括センター新築工事について
こんにちは。土木部の玉城です。
今年の五月に入社し、ブログ初投稿になります。
一生懸命頑張ってまいりますので、皆様これから宜しくお願いします。
私は沖縄県沖縄市の「なかがみ地域包括センター新築工事」の造成工事を担当しております。
現場では、連日炎天下が続き熱中対策として水分補給、塩分補給、休憩時間の確保、徹底しています。
現在沖縄県では緊急事態宣言が発令されております。
当現場では毎日新型コロナウイルス対策として朝礼前にスタッフ・作業員全員の体温を測り、消毒液で手を消毒しています。
コロナウイルス対策を徹底し、関係者へ感染しないよう徹底して感染予防に努めてまいります。
当現場では、隣地境界に大きな高低差が発生するため、土砂崩れが想定されます。
そこでL型擁壁を設け、土留めを行い、土砂崩れの防止や構内道路や駐車場の支持地盤の強化を目的に施工します。
L型擁壁は、「たて壁」と「底盤」によって構成され、背面から水平に壁を押し出す力が基礎を持ち上げる力に変換する構造になっています。
土圧に対して、躯体自重と裏込め土砂重量で抵抗し、転倒と滑動に対して安定を確保し、敷地の安全性を確保します。
現場の進捗状況は現場打ちL型擁壁の捨コンクリート・足場設置まで完了しております。
L型擁壁の施工手順は下記になります。
①捨コンクリート
②足場の設置
③底盤・たて壁配筋
④底盤型枠設置
⑤底盤コンクリートの打設
⑥たて壁型枠組立・水抜きパイプ設置
⑦たて壁コンクリートの打設
⑧コンクリート養生後、コンクリートの圧縮強度確認後にたて壁型枠の脱型
⑨Pコン処理
⑩足場解体
⑪水抜き用ステラシートの設置・裏込め材
⑫埋戻し
という流れになります。
品質確保を徹底し、より耐久性のある構造物を作っていきます。
以上、土木部の玉城でした。