まだまだ上がる!? 沖縄の地価 「2024年 沖縄県地価公示」
皆さんこんにちは。リタシン不動産 喜久里です。4月になり、新年度を迎えた方も多いのではないでしょうか。弊社も新入社員を2名迎え、フレッシュな気持ちをおすそ分けしてもらっています。気温も暖かくなり、早くもかりゆしを着用して業務に取り組んでいます。
さて今回は、3月26日に発表された、2024年地価公示について書いていきたいと思います。
「地価公示」とは、国土交通省が全国に定めた地点(標準地といいます)を対象に、毎年1月1日時点の価格を公示するもので、標準地は全国に約26,000箇所存在します。標準地の選定とその地価を判定するのは土地鑑定委員会で、公示価格の判定は2人以上の不動産鑑定士が鑑定評価を行い、その結果を土地鑑定委員会が審査・調整して、最終的な正常価格として公示される仕組みです。
今年は、新型コロナウイルスが第5類に移行し行動制限が緩和された影響で観光需要が回復し、沖縄県経済が拡大傾向にあることを背景に、沖縄県内の地価は11年連続で上昇し、全用途平均が前年比5.5%増、上昇幅全国2位、前年比でも下落した地点はなく、横ばいも1か所のみでした。用途別の変動率で見ると、住宅地が前年比1.9ポイント増で5.5%、商業地が前年比2.3ポイント増で5.0%、工業地が前年比4.6ポイント減の9.5%となっていて、いずれも全国平均を上回り、住宅地の上昇幅は全国でも最も大きくなっています。
住宅地の最高価格は13年続けて那覇市おもろまち3丁目の那覇国際高校周辺で、1平方メートル当たり41万2千円(坪136万1,980円 前年比6.5%アップ)。
全用途の最高価格地は、商業地で23年連続、日本生命那覇ビルのある那覇市久茂地3丁目。1平方メートル当たり204万円(坪674万3,800円 前年比3.6%アップ)でした。
(日本生命那覇ビル)
さらに詳細なデータについては、各都道府県のHPや、国土交通省の「不動産情報ライブラリ」(https://www.reinfolib.mlit.go.jp)でも確認することができますのでご興味のある方はぜひご覧ください。
お手持ちの土地の売却や、新築住宅等建築のため土地の購入を検討されている方など、不動産のポータルサイトやホームページをご覧になるほかにも、このようなところからも情報を入手してみてはいかがでしょうか。
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